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下蒲刈の美術館が結ぶ縁――シュトイデ弦楽四重奏団がミニコンサートを開催

2014年11月に蘭島閣美術館のギャラリーコンサートへ出演したシュトイデ弦楽四重奏団

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、フォルクハルト・シュトイデを中心としたシュトイデ弦楽四重奏団が10月23日、広島県の呉市立下蒲刈中学校で児童とその保護者を対象としたミニコンサートをひらく。シュトイデ弦楽四重奏団といえば、第1ヴァイオリンのシュトイデをはじめ、第2ヴァイオリンのアデラ・フレシネアヌ(ホルガー・グローに代わり出演)、ヴィオラのエルマー・ランダラー、チェロのヴォルフガング・ヘルテルらメンバー全員がウィーン・フィルで活躍しており、ウィーンの伝統を受け継ぐアンサンブルとして高い水準を誇っている。今回4年ぶりに来日し、東京での公演ほか広島県内を訪れ、20日には呉市文化ホール、21日に安芸太田町のあきおおた国際音楽祭へ参加するが、この下蒲刈中学校でのコンサートはいわばボランティアだ。じつは中学校が位置する下蒲刈島と彼らには、島の美術館が紡いだ縁があった。

 瀬戸内海に浮かぶ小さな島、下蒲刈島は、かんきつ類やいちごなどの栽培が盛んな人口1400人あまりのの…

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