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クトゥーゾフの窓から

日露の架け橋を(1)半世紀前の声楽家の思いを実現 日本題材のオペラがロシアで初演

 日本とロシアを題材にしたオペラを作り、ロシアの劇場で上演したい--。半世紀も前に日本の声楽家が抱いた思いを踏まえ、遺族や日本人歌手が協力し、10月末に公演が実現した。当日には予期せぬ客も現れて、関係者は作品が取り持つ縁に感慨深げだった。

 モスクワの劇場ドーム・ムージキで10月30日、オペラ作品「光太夫」が上演された。江戸時代後期の18世紀後半に起きた史実に基づく作品である。運搬船船頭の大黒屋光太夫(だいこくや・こうだゆう)とその一行が漂流して帝政ロシアにたどり着き、足かけ10年の苦難の末に帰国するまでを描いている。約100分の作品が幕を閉じると、場内は歓声に包まれた。

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大前仁

モスクワ支局記者 1969年生まれ。1996年から6年半、日経アメリカ社でワシントン支局に勤務。毎日新聞社では2008年から13年まで1回目のモスクワ支局に勤務。

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