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イタリア・オペラの楽しみ

インタビューでつづる没後150年のロッシーニ・オペラ・フェスティバル③ 生命力あふれた「セビリャの理髪師」の最高峰

ROF2018で上演された「セビリャの理髪師」

香原斗志

 8月に開催されたイタリア・ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバル(ROF)。今年の主要3演目の最後は「セビリャの理髪師」で、結論を先に言えば、私がこれまで数々鑑賞してきたこの作品の舞台のなかで、完成度は明らかに一番だった。白が基調の瀟洒(しょうしゃ)な舞台装置のもと、色彩を抑えたシンプルでエレガントな衣装を着た人々が闊達(かったつ)に動き回る。ありがちなドタバタ劇の要素は一切なく、いずれの登場人物も輪郭鮮やかに描かれた。

 レチタティーヴォもノーカットで、言葉に吹きこまれた生命が感じられた。音楽もロッシーニの呼吸であるか…

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