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被災地に癒やしの調べ

「音楽のちから」を生み出す支援者の連携

「メモリアルコンサート」を行う杜(もり)の弦楽四重奏団 (C)大峡勝一=2月11日・地下鉄国際センター駅2階 青葉の風テラス多目的スペース

 まもなく東日本大震災から8年がたとうとしている。それははたして、もう8年だろうか? それともまだ8年だろうか? 復興に従事していると、首都圏から「まだ復興なんてやっているの?」 という声を聞くこともあるのだという。一瞬、本当だろうかと思う半面、被災地を直接目にしたことがなく、失われたものの大きさを身近なものとして感じなければ、無理もないのかもしれない、とも思う。ものの感じ方や考え方はひとそれぞれで、一義的な考えを押し付けることなどできないからだ。

 それでも現実には、さまざまな形の復興とその支援が現在進行形で行われている。津波で甚大な被害を受けた沿岸部では今もなおインフラの整備が進み、同時に、生活を再建する人々の心の支援が重要性を増している。例えば災害復興住宅に入るにしても、もともとのご近所さんが固まって入居できるとは限らず、震災前や仮設住宅で形成されたコミュニティーを離れて孤立してしまうケースも少なくないためだ。それでも子どものいる家庭な…

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