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20世紀の名指揮者のクラシック演奏が8Kで復活 飛び散る汗まで映し出す

「第九」を指揮するバーンスタイン(C)Unitel

 バーンスタイン、カラヤン、ベーム、そしてクライバー……。「巨匠」と呼ばれた指揮者がこの世を去って久しい。ラトルやティーレマン、ネルソンスやハーディングといった新時代の名指揮者の演奏も悪くないが、やはり20世紀の懐の深い、どこか横綱相撲にも似た巨匠の音楽作りに郷愁を覚えるクラシックファンは多いだろう。

 そんな愛好家の思いを満たすような番組が新年、NHKのBS8Kチャンネルで放送される。題して「いまよみがえる伝説の名演奏・名場面」。ドイツの大手プロダクション「ユニテル」のアーカイブに厳重に冷凍保管されていたバーンスタインらのコンサート映像のマスター・ネガフィルムを解凍。8Kの超高精細映像と22.2チャンネルの立体音響にリマスターし、長い眠りから呼び起こした。

 8K化されたのは、

▽バーンスタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほかによるベートーベンの交響曲第9番「合唱つき」(1979年9月収録)

▽クライバー指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるブラームスの交響曲第2番(91年10月収録)

▽カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるチャイコフスキーの交響曲第4番、第6番「悲愴」(73年12月収録)

▽ベーム指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるモーツァルトの交響曲第29番、第40番、第41番「ジュピター」(73年6月収録)

▽バーンスタイン指揮、ロンドン交響楽団ほかによるマーラーの交響曲第2番「復活」(73年9月収録)

――の計5番組。

 いずれもDVDなどでよく知られている素材だが、驚くべきは従来のハイビジョンの16倍の精度で見られる映像の見事さだ。東京・渋谷のNHK放送センター内で開かれた試写会では、バーンスタイン指揮「第九」…

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広瀬登

2002年入社。横浜支局、京都支局を経て、現在は東京本社学芸部。放送、映画、美術、書評、音楽などを担当してきた。「きかんしゃトーマス」好き。

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