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第62回東京国際ギターコンクールの本選 静けさのよってきたるところ=梅津時比古

1位のチー・ヒョン・パク=東昭年撮影

 第62回東京国際ギターコンクールの本選を聴いて、静けさに打たれた。

 それはギターの音が相対的に小さいからというわけではない。動きの少ない作品だけが弾かれたわけでもない。必ず取り上げなければならない課題曲はcoba作曲の≪Return to O≫だが、それはむしろかき鳴らすところの多い曲であった。

 音量と静けさが比例しないことは、メータ指揮ベルリン・フィルハーモニーのブルックナー≪交響曲第8番ハ短調≫の最後、サントリーホールの大空間にあらゆる楽器が鳴り響いている中で、不思議な静けさに包まれたときにも感じた。

 あるいはこういう状況もある。簡易なコーヒーチェーン店では多くの人がパソコンを開いている。私もその一人だ。周りがうるさくても、集中していると、店に流れているロックも遠ざかってゆく。

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