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先月のピカイチ 来月のイチオシ

フランス音楽の魅力を浮き彫りにしたロト&都響、〝ヴァイオリンの女王〟の貫禄を見せたムター……20年2月

前評判も高かった4年ぶりのロトの都響への客演=2月2日サントリーホール 東京都交響楽団提供/(C)Rikimaru Hotta

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 毎月数多くの公演に足を運ぶ鑑賞の達人に、1カ月で最も印象に残った演奏と、これから1カ月で聴き逃せないプログラムを紹介していただく新企画。第3回は、2月の公演から「ピカイチ」と「次点」、4月の公演から「イチオシ」と「次点」を、東条碩夫さん、柴田克彦さん、池田卓夫さん、毬沙琳さん、そして宮嶋極さんに選んでいただきました。

 なお、新型コロナウイルスの感染防止に配慮し、クラシック音楽界でも公演の中止や無観客公演のライブストリーミングなどの対応が取られています。そのため、4月の開催公演については3月18日現在の情報をもとに掲載しています。

東条碩夫(音楽評論家)選

<東京都交響楽団 都響スペシャル>

2月2日(日)サントリーホール

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)/東京都交響楽団/栗友会合唱団

ラモー:オペラ=バレ「優雅なインドの国々」組曲/ルベル:バレエ音楽「四大元素」/ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲

<読売日本交響楽団 第629回名曲シリーズ>

2月13日(木)サントリーホール

山田和樹(指揮)/読売日本交響楽団/イーヴォ・ポゴレリッチ(ピアノ)

グリーグ:二つの悲しき旋律Op.34/シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54/ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調Op.70/アザラシヴィリ:無言歌(アンコール)

都響に客演したロトの指揮は期待通りの素晴らしさで、フランス・バロックのラモーとルベルの作品では切れのいい躍動的な演奏を、ラヴェルの作品では濃厚豊麗な音色をオーケストラから引き出した。一方、山田和樹は、超個性派ポゴレリッチの怒号と化したようなシューマンの協奏曲の演奏と見事に対決し、巧みに合わせ、あるいは巧みに自己を主張して、「協奏曲では指揮者とソリストのどちらに主導権があるか」という難題への一つの回答を試みた。

東条碩夫(音楽評論家)選

<東京春祭ワーグナー・シリーズvol.11「トリスタンとイゾルデ」>(公演中止)

4月2日(木)、5日(日)東京文化会館大ホール

マレク・ヤノフスキ(指揮)/NHK交響楽団/アンドレアス・シャーガー(トリスタン)/ペトラ・ラング(イゾルデ)/アイン・アンガー(マルケ王)/マルクス・アイヒェ(クルヴェナール)/エレーナ・ツィトコーワ(ブランゲーネ)他

ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(演奏会形式・映像、字幕付き)

<東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ「サムソンとデリラ」>

4月25日(土)、26日(日)Bunkamuraオーチャードホール

準・メルクル(指揮)/東京フィルハーモニー交響楽団/福井敬(サムソン:25日)/樋口達哉(同:26日)/池田香織(デリラ:25日)/板波利加(同:26日)他

サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」(セミ・ステージ形式・字幕付き)

音楽そのものに神経を集中できる演奏会(セミステージ)形式上演オペラを2点。「トリスタン」は「究極の愛」を描く物語で、全曲は半音階進行の官能的な音楽で満たされる陶酔的な名作だが、今回は日の出の勢いにあるテノールのシャーガーをはじめ、絶好調の歌手たちをずらりそろえた声楽陣も魅力だ。一方、妖艶なデリラの色香に迷って破滅する剛力の英雄サムソンを主人公とするオペラ。準・メルクルが久しぶりに日本でオペラを指揮し、ダブルキャストの歌手陣が実力を競うというのが聴きもの。とりわけそれぞれの2人ずつの主役は、いずれも強力である。

柴田克彦(音楽ライター)選

<アンネ=ゾフィー・ムター ~ベートーヴェン生誕250周年記念~リサイタル>

2月24日(月・休)サントリーホール

アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)/ランバート・オルキス(Pf)

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23/第5番ヘ長調Op.24「春」/第9番イ長調Op.47「クロイツェル」

<東京フィルハーモニー交響楽団 第932回サントリー定期>

2月21日(金)サントリーホール

チョン・ミョンフン(指揮)/新国立劇場合唱団/東京フィルハーモニー交響楽団/マリーナ・コンパラート(カルメン)/キム・アルフレード(ドン・ホセ)/チェ・ビョンヒョク(エスカミーリョ)/アンドレア・キャロル(ミカエラ)他

ビゼー:歌劇「カルメン」(演奏会形式)

ムターのリサイタルは〝ヴァイオリンの女王〟の面目躍如。ニュアンス豊かな「春」も秀逸だったが、「クロイツェル」は圧巻の一語。迫真の第1楽章、艶美な第2楽章、鮮烈な第3楽章が息もつかせぬままに連なる稀有(けう)の名演が展開された。チョン・ミョンフン&東京フィルの「カルメン」は期待にたがわぬ快演。キビキビと運ぶマエストロのもとで引き締まったドラマが続き、妖艶なコンパラート、ピュアなキャロルの両女声陣が精彩をもたらした。

柴田克彦(音楽ライター)選

<ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ) モーツァルト・プロジェクト>

4月9日(木)、10日(金)トッパンホール

ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)/日下紗矢子(ヴァイオリン)/久保田巧(ヴァイオリン)/田島高宏(ヴァイオリン)/アンドレアス・ヴィルヴォール(ヴィオラ)/岡本侑也(チェロ)/ウィリアム・ヨン(ピアノ)

モーツァルト:ピアノ四重奏曲ト短調K478/弦楽五重奏曲第4番ト短調K516他(以上、4月9日)/モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調K515/ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ Op.147他(以上、10日)

故ライナー・クスマウルをしのぶメモリアル・コンサートに、メンケマイヤーほかゆかりの演奏家が集う (C) IreneZandel

<東京春祭Geist und Kunst室内楽シリーズ vol.1郷古廉&加藤洋之>(公演中止)

4月11日(土)東京文化会館小ホール

郷古廉(ヴァイオリン)/横坂源(チェロ)/加藤洋之(ピアノ)

ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7/マルティヌー:チェロ・ソナタ第1番 H.277/ヴラディゲロフ:ブルガリア狂詩曲Op.16「ヴァルダル」他

ヴィオラ新時代の旗手メンケマイヤーのナチュラルで温かな演奏を主軸にした「モーツァルト・プロジェクト」は、実力者ぞろいの共演陣と相まって、ハイクオリティーかつライブ感満点の室内楽が期待される。弦楽五重奏曲の名品二つを要にしたプログラムも魅力十分だ。郷古廉&加藤洋之の新シリーズは、従来にない発想に立った注目の企画。「東欧」ではなく「東方」の姿を浮き彫りにする内容も、激レア作品の生体験を含めて刺戟(しげき)に富んでいる。

池田卓夫(音楽ジャーナリスト)選

<東京フィルハーモニー交響楽団 第932回サントリー定期>

2月21日(金)サントリーホール

チョン・ミョンフン(指揮)/新国立劇場合唱団/東京フィルハーモニー交響楽団/マリーナ・コンパラート(カルメン)/キム・アルフレード(ドン・ホセ)/チェ・ビョンヒョク(エスカミーリョ)/アンドレア・キャロル(ミカエラ)他

ビゼー:歌劇「カルメン」(演奏会形式)

<B→Cバッハからコンテンポラリーへ 219 山澤慧>

2月18日(火)東京オペラシティ・リサイタルホール

山澤慧(チェロ)

J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007(抜粋)/久保哲朗:「空間における連続性の唯一の形態」/茂木宏文:独奏チェロのための「6匹のカエルと独り」/平川加恵:「RUSH TO THE PAST!」他

鳴り物入りの舞台上演が続くなか、オペラ指揮でも名人の域に達したミョンフンが演奏会形式上演ながら他を圧し最高のドラマを引き出した。バッハ「無伴奏チェロ組曲」抜粋の間に6曲の委嘱新作初演を交えた山澤の演奏家魂には、深く心を打たれた。

池田卓夫(音楽ジャーナリスト)選

<コンスタンチン・リフシッツ「ベートーヴェンへの旅」首都圏8館共同制作>

4月25日(土) よこすか芸術劇場、26日(日) 神奈川県立音楽堂、29日(水・祝)フィリアホール、5月2日(土) 狛江エコルマホール、3日(日・祝) 武蔵野市民文化会館小ホール、4日(月・祝) 東京文化会館、6日(水・休)所沢ミューズ アークホール、8日(金) ウェスタ川越大ホール

コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲(各ホールで3~5曲ずつ演奏)

リフシッツは首都圏の8会場を巡りながら2週間でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を制覇する (C) Sona Andreasyan

◇来月の次点

<カルテット・アロド>

4月23日(木)王子ホール

カルテット・アロド(弦楽四重奏)

ハイドン:弦楽四重奏曲第79番ニ長調Op.76-5「ラルゴ」/クルターグ:ミハーイ・アンドラーシュへのオマージュ~弦楽四重奏のための12のミクロリュードOp.13/シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調D810「死と乙女」

ベートーヴェンの生誕250周年に伴う企画は多々あるが、リフシッツがゴールデンウイークにソナタ32曲で1都2県の8ホールを巡演する着想は秀逸。同時発売のディスクでも演奏水準の高さは確認済みだ。アロドでは、2017年初来日時以降の成長ぶりを確かめたい。

毬沙琳(音楽ジャーナリスト)選

<東京都交響楽団 第896回 定期演奏会Aシリーズ>

2月3日(月)東京文化会館

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)/東京都交響楽団/栗友会合唱団

ラモー:オペラ=バレ「優雅なインドの国々」組曲/ルベル:バレエ音楽「四大元素」/ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲

<新国立劇場 ロッシーニ:オペラ「セビリアの理髪師」>

2月8日(土)新国立劇場

アントネッロ・アッレマンディ(指揮)/ヨーゼフ・E・ケップリンガー(演出)/ルネ・バルベラ(アルマヴィーヴァ伯爵)/脇園彩(ロジーナ)/パオロ・ボルドーニャ(バルトロ)/フローリアン・センペイ(フィガロ)/マルコ・スポッティ(ドン・バジリオ)/加納悦子(ベルタ)他

ロッシーニ:オペラ「セビリアの理髪師」

鬼才ロトが指揮台に乗った瞬間、都響は古楽器となりバロック舞曲をかぐわしく、かつ祝祭のリズムで生命力あふれる演奏を聴かせた。ルベルでは奏者の立奏で視覚的&聴覚的効果も見せ、ラヴェルは合唱とオーケストラが高揚感に包まれ、見事なファンタジーに至る。「セビリアの理髪師」は世界最高峰のロッシーニ歌手の中で脇園彩が歌・演技共に光っていたのが大収穫だった。

毬沙琳(音楽ジャーナリスト)選

<東京春祭ワーグナー・シリーズvol.11「トリスタンとイゾルデ」>(公演中止)

4月2日(木)、5日(日)東京文化会館大ホール

マレク・ヤノフスキ(指揮)/NHK交響楽団/アンドレアス・シャーガー(トリスタン)/ペトラ・ラング(イゾルデ)/アイン・アンガー(マルケ王)/マルクス・アイヒェ(クルヴェナール)/エレーナ・ツィトコーワ(ブランゲーネ)他

ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(演奏会形式・映像、字幕付き)

「トリスタンとイゾルデ」で指揮を務める名匠ヤノフスキ。東京春祭のワーグナー・シリーズも本作で10作目になり注目度も高い (C) Felix Broede

<ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ) モーツァルト・プロジェクト>

4月9日(木)、10日(金)トッパンホール

ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)/日下紗矢子(ヴァイオリン)/久保田巧(ヴァイオリン)/田島高宏(ヴァイオリン)/アンドレアス・ヴィルヴォール(ヴィオラ)/岡本侑也(チェロ)/ウィリアム・ヨン(ピアノ)

モーツァルト:ピアノ四重奏曲ト短調K478/弦楽五重奏曲第4番ト短調K516他(以上、4月9日)/モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調K515/ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ Op.147他(以上、10日)

2010年から続く春祭のワーグナー・シリーズも遂に「トリスタンとイゾルデ」にたどり着いた。バイロイト音楽祭で「リング」や「パルジファル」を指揮したヤノフスキはじめ、音楽祭を彩るワーグナー歌手が集結。個性的なプログラミングで室内楽ファンを魅了しているトッパンホールでは日下、久保田といった弦の名手に加え、驚きのヴィオラを聴かせてきたメンケマイヤーが彼らの恩師クスマウルでつながる貴重な2公演となる。いずれも公演開催を祈るしかない。

宮嶋極(音楽ジャーナリスト)選

<アンネ=ゾフィー・ムター ~ベートーヴェン生誕250周年記念~>

2月20日(木)、24日(月・休)サントリーホール

アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)、ランバート・オルキス(ピアノ)、クリスティアン・マチェラル(指揮)、新日本フィルハーモニー交響楽団

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.62/ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56他(以上、20日)/ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23、第5番ヘ長調Op.24「春」他(以上、24日)

ベートーヴェンの生誕250周年を記念し、3日にわたり演奏形態の異なるベートーヴェンの名曲を披露したムター=2月20日「協奏曲」公演より (C)サントリーホール

<東京フィルハーモニー交響楽団 第932回サントリー定期>

2月21日(金)サントリーホール

チョン・ミョンフン(指揮)/新国立劇場合唱団/東京フィルハーモニー交響楽団/マリーナ・コンパラート(カルメン)/キム・アルフレード(ドン・ホセ)/チェ・ビョンヒョク(エスカミーリョ)/アンドレア・キャロル(ミカエラ)他

ビゼー:歌劇「カルメン」(演奏会形式)

 ベートーヴェンのヴァイオリンの名曲の数々をムターは安定したテクニックをベースにして〝真正面〟から作品に向き合い、その魅力をひもとき圧倒的な説得力をもって聴かせてくれた。協奏曲ではオーケストラの演奏に物足りなさを覚えたのか、鼓舞するような仕草を何度か見せたことも印象に残った。その堂々たる演奏と舞台姿はまさにヴァイオリン界の女王の貫禄。ミョンフンの「カルメン」は終始軽快なテンポ設定ながら、随所に微細なニュアンスが織り込まれており、オペラ指揮者としての彼の手腕の高さが際立った。東京フィルもミョンフンの要求に応えて生き生きとした演奏で聴衆を楽しませた。

宮嶋極(音楽ジャーナリスト)選

<東京春祭ワーグナー・シリーズvol.11「トリスタンとイゾルデ」>(公演中止)

4月2日(木)、5日(日)東京文化会館大ホール

マレク・ヤノフスキ(指揮)/NHK交響楽団/アンドレアス・シャーガー(トリスタン)/ペトラ・ラング(イゾルデ)/アイン・アンガー(マルケ王)/マルクス・アイヒェ(クルヴェナール)/エレーナ・ツィトコーワ(ブランゲーネ)他

ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(演奏会形式・映像、字幕付き)

<東京春祭合唱の芸術シリーズvol.7 ベートーヴェン:「ミサ・ソレムニス」>(公演中止)

4月12日 (日)東京文化会館大ホール

マレク・ヤノフスキ(指揮)/東京都交響楽団/イヴォナ・ソボトカ(ソプラノ)/エリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)/クリスティアン・エルスナー(テノール)/アイン・アンガー(バス)/東京オペラシンガーズ

ベートーヴェン:「ミサ・ソレムニス」ニ長調Op.123

東京・春・音楽祭の柱となる企画のひとつ「東京春祭ワーグナー・シリーズ」、今年は「トリスタンとイゾルデ」を取り上げる。これで同シリーズにおいてバイロイト音楽祭で上演される主要10作品が完結する。バイロイトでも活躍する名匠ヤノフスキのタクトのもと、世界の主要歌劇場や音楽祭で活躍する実力派歌手がこの作品ならではの濃密な世界を描き出すことが期待される。また、ヤノフスキがベートーヴェン生誕250年を記念した「ミサ・ソレムニス」を指揮するのにも注目したい。無駄を排した質実剛健のベートーヴェンを聴かせてくれるに違いない。ちなみに彼は今年のバイロイト最終日に第九を指揮する。

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