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新・コンサートを読む

ダムラウとヤンソンスの《4つの最後の歌》 過ぎ去った春の響き=梅津時比古

誰もいないミュンヘンのヘルクレスザール=堀田力丸撮影

 花が咲き、空は青く、光が跳ねている。時折聞こえる小鳥の声が澄み切って、静けさに消えてゆく。悪いところは何も見えない、いつもの年と同じ春。

 新型コロナウイルスの感染者と死者の数を叫び続けているテレビの前を離れれば、外は静けさが光に照らされている。いつもと少し違うところは、横たわっている沈黙が動きそうにもないこと。歩いていても「外出自粛」が効いていて、人に会わない。咲き極まっている花の木の下に、誰もいない。

 道を曲がって小さな公園に出ると、突然、幼い声があれやこれや聞こえてきて驚いた。鉄棒にぶら下がり、滑り台に乗り、砂場の間を子どもたちが駆け回っている。

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