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小山実稚恵の「こどもの夢ひろば “ボレロ”」 今年はミサンガづくりで思いをつなぐ

こどもの夢ひろば “ボレロ” 昨年のコンサートの様子

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 ピアニストの小山実稚恵が主宰する親子向けイベント「こどもの夢ひろば “ボレロ”」が、新型コロナウイルスの影響を受けて実会場での開催中止を発表した。「東日本大震災の復興支援のため、未来を担う子どもたちが本物と出会う機会を作り、興味が持てるものと出会えたら」という小山の思いから始まったこの〝ボレロ〟は、近年特に課題とされるソフト面での復興支援として仙台市内で開催され、これまでに5回行われている。小山が子どもたちと音楽に取り組むラヴェルの「ボレロ」を中心としたコンサートのみならず、茶道やプログラミング、トランポリンや参加型アートで子どもたちの五感をさまざまに刺激する複合型イベントとして、毎年多くの子どもたちを楽しませてきた。

 しかし、多くの音楽会や音楽イベントが新型コロナウイルスの対策に苦慮する中、仙台市内の屋内施設でいわゆる3密が避けられない状態、触ったり身体を動かしたりと多くの直接的な体験を伴う内容ゆえに、会場での開催中止はやむを得ないのだろう。筆者も毎年会場で活気あるイベントの様子を目にしてきただけに、残念に思う。

 その代わり、この思いをつなげて形にしたいと、今年は宮城県の小中学生1000人を対象にミサンガづくりのキットを無料配布し、完成したミサンガの写真をインターネット上で公開するイベントとして開催される。ミサンガについては諸説あるが、願いごとを込めて編む、あるいは身につけているものが切れたら願いがかなう、などの考えがあるようだ。東日本大震災では、沿岸部の女性が漁網を再利用してミサンガを作ったり、被災者とボランティアで訪れた人々がともに身につけたりすることで、復興支援の象徴として用いられた。

今年の〝ボレロ〟の思いをつなぐミサンガ(参考)

 今回はコンサートを心待ちにする子どもから小山のもとへ届けられた一つのミサンガが発端だそうで、小山は「ミサンガは、自分自身に願いを込めて、そのことを信じ、強くたくましく生きていくお守り。それが私の中で『こどもの夢ひろば “ボレロ”』への思いと重なりました」とコメントを寄せている。子どもたちから寄せられた完成作品の写真や感想などはSNSで発信し、作品に込められた想いを共有できるような双方向性の形を目指しているという。応募期間は7月17日(金)22:59まで。公式ページより申し込みが可能だ。(正木裕美)

◆こどもの夢ひろば “ボレロ” ミサンガづくり応募ページ

https://www.bolero-bird.com/missanga.html

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