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新・コンサートを読む

コロナ禍時代の様式 さまざまな形で行われるコンクール=梅津時比古

全日本学生音楽コンクール東京大会フルート部門予選の楽屋で、来場を断念した学生へのアドバイスのため演奏映像を見る審査員=8月、斉藤希史子撮影

 今、よほどのことが無い限り「君は花のように美しい」とは、ありきたりで恥ずかしく、言葉にできない。しかし、かつての詩にはそのような表現が頻繁に書かれていた。メディアの発展につれ、各自が埋没しない美の表現を目指し始め「手術台の上でミシンとこうもり傘が出会ったように美しい」(ロートレアモン)というフレーズにも至る。

 詩人が言葉に煩悶(はんもん)するように、演奏家は音に試行錯誤を強いられる。言葉が時代を反映するように、弾かれる音もまた、歴史の中にある。

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