第74回全日本学生音楽コンクール北九州大会の1~3位の入賞者33人(うち1人欠席)が1月10日、北九州市立響ホール(八幡東区平野)で「受賞記念演奏会~若き演奏家たちのニューイヤーコンサート~」に出演する。北九州大会には223人が出場し、予選、本選を通過した18人が全国大会に進んだ。全国大会では、バイオリン部門小学校の部で浜田理誉さん(福岡・明治学園小4年)、ピアノ部門高校の部で国本奈々さん(山口・長府高1年)が2位に入賞。国本さんは中学校の部で1位になった第72回大会以来の入賞で、浜田さんは観客が選ぶ「横浜市民賞」にも選ばれた。演奏会では「アルゲリッチ芸術振興財団賞」の発表や、2017年にブラームス国際コンクールバイオリン部門で優勝した中村太地さん(北九州市出身)のゲスト演奏もある。
浜田さんは初めての全国大会で4年生ながら2位に入り、横浜市民賞(聴衆賞)にも選ばれた。「多くの人から『おめでとう』と言われてうれしかった」と笑顔を見せる。
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