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コロナ危機を生きる 希望がある 立ち向かう

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  • 夕暮れ迫る首都高の高架下で、バレエの練習をする高校2年の長坂明音さん(16)。学校は休校となり、中学2年から週4回通うバレエとジャズダンスの教室も休みに。宝塚音楽学校を受験したが不合格となり、来春に向け再始動した矢先だった。「休みが続くと体重も増えるし、体を動かさないと。自主練習も楽しいけど、やっぱり先生に習いたい」。今月12日から一部レッスンが再開。夢に向かって再び歩み進めた=東京都千代田区で2020年4月15日、吉田航太撮影
    夕暮れ迫る首都高の高架下で、バレエの練習をする高校2年の長坂明音さん(16)。学校は休校となり、中学2年から週4回通うバレエとジャズダンスの教室も休みに。宝塚音楽学校を受験したが不合格となり、来春に向け再始動した矢先だった。「休みが続くと体重も増えるし、体を動かさないと。自主練習も楽しいけど、やっぱり先生に習いたい」。今月12日から一部レッスンが再開。夢に向かって再び歩み進めた=東京都千代田区で2020年4月15日、吉田航太撮影
  • 隅田川沿いの遊歩道でホルンの練習をする女性。平日は中高一貫校で音楽教師、週末はフリーランスで演奏活動をしているが、学校は休校、演奏会も中止になった。「今まで休みなく働いてきたので、好きなことに時間をたっぷり使えて楽しんでいます。ここだと思い切り吹けるのでいいですね」=東京都台東区で2020年4月23日、玉城達郎撮影
    隅田川沿いの遊歩道でホルンの練習をする女性。平日は中高一貫校で音楽教師、週末はフリーランスで演奏活動をしているが、学校は休校、演奏会も中止になった。「今まで休みなく働いてきたので、好きなことに時間をたっぷり使えて楽しんでいます。ここだと思い切り吹けるのでいいですね」=東京都台東区で2020年4月23日、玉城達郎撮影
  • 自宅の庭に張ったテントで夜を過ごす小学5年の折橋光さん(10)=左から2人目=と2人の弟たち。大型連休中、気分転換しようと父親と計画した。2泊3日で山形県内に家族旅行に行く予定だったが、全てキャンセルに。代わりに自宅での2晩の「外泊」を思い出に加えた。学校再開は6月以降。「ずっと室内でいるのはつまんなさ過ぎる。早く学校で友達と遊びたいし、今度は本当のキャンプにも行きたい」=仙台市若林区で2020年5月2日、和田大典撮影
    自宅の庭に張ったテントで夜を過ごす小学5年の折橋光さん(10)=左から2人目=と2人の弟たち。大型連休中、気分転換しようと父親と計画した。2泊3日で山形県内に家族旅行に行く予定だったが、全てキャンセルに。代わりに自宅での2晩の「外泊」を思い出に加えた。学校再開は6月以降。「ずっと室内でいるのはつまんなさ過ぎる。早く学校で友達と遊びたいし、今度は本当のキャンプにも行きたい」=仙台市若林区で2020年5月2日、和田大典撮影
  • 鏡の前で人形の動きを確認する鈴木裕子(ゆうこ)さん(22)。今年4月、「人形劇団むすび座」に入団したが、7月中旬までの公演約170件がキャンセルになった。鈴木さんの初公演となる新作「せんたくかあちゃん」の日程も未定。先輩団員からテレビ電話で指導を受け、自宅で人形の動きを練習している。この日は2週間ぶりに劇団の稽古場を訪れ、練習の成果を確かめた。「観客の反応があって私も成長できます。早く子どもたちに見せたい」=名古屋市緑区で2020年5月9日、兵藤公治撮影
    鏡の前で人形の動きを確認する鈴木裕子(ゆうこ)さん(22)。今年4月、「人形劇団むすび座」に入団したが、7月中旬までの公演約170件がキャンセルになった。鈴木さんの初公演となる新作「せんたくかあちゃん」の日程も未定。先輩団員からテレビ電話で指導を受け、自宅で人形の動きを練習している。この日は2週間ぶりに劇団の稽古場を訪れ、練習の成果を確かめた。「観客の反応があって私も成長できます。早く子どもたちに見せたい」=名古屋市緑区で2020年5月9日、兵藤公治撮影
  • アイヌ工芸作家の母・真紀さん(左)から着物の縫い方や刺しゅうを教わる慶応大3年の関根摩耶さん(20)。大学が休校となり3月に帰省した。地元に長期滞在するのは中学以来。「日常の会話の中でアイヌ文化や伝承を学ぶことも多く、SNSなどでの情報発信にも生かせる。大切な時間を過ごしています」=北海道平取町の「二風谷工芸館」で2020年5月11日、貝塚太一撮影
    アイヌ工芸作家の母・真紀さん(左)から着物の縫い方や刺しゅうを教わる慶応大3年の関根摩耶さん(20)。大学が休校となり3月に帰省した。地元に長期滞在するのは中学以来。「日常の会話の中でアイヌ文化や伝承を学ぶことも多く、SNSなどでの情報発信にも生かせる。大切な時間を過ごしています」=北海道平取町の「二風谷工芸館」で2020年5月11日、貝塚太一撮影
  • 芸歴10年目、吉本興業所属の下川一さん(29)。地元・神戸の街の魅力を紹介する「街ブラ」動画をユーチューブで配信していたが、屋外で収録が出来ず、この日は自宅で「お取り寄せグルメ」の紹介動画を撮影した。「世の中どうなるのか、元の生活に戻れるのか心配。それでも、できることを考えて笑いを届けていきたい」=大阪市西区で2020年5月9日、藤井達也撮影
    芸歴10年目、吉本興業所属の下川一さん(29)。地元・神戸の街の魅力を紹介する「街ブラ」動画をユーチューブで配信していたが、屋外で収録が出来ず、この日は自宅で「お取り寄せグルメ」の紹介動画を撮影した。「世の中どうなるのか、元の生活に戻れるのか心配。それでも、できることを考えて笑いを届けていきたい」=大阪市西区で2020年5月9日、藤井達也撮影
  • 水族館「マリンワールド海の中道」でアシカのトレーナーになって半年の加隈(かくま)愛さん(22)。4月8日から臨時休館が続き「ショーがないのは残念だけど、トレーニングの時間をたくさん取れる」と前向きに考えアシカとの絆を深める。7月のステージデビューを目指す=福岡市東区で2020年5月13日午後2時10分、徳野仁子撮影
    水族館「マリンワールド海の中道」でアシカのトレーナーになって半年の加隈(かくま)愛さん(22)。4月8日から臨時休館が続き「ショーがないのは残念だけど、トレーニングの時間をたくさん取れる」と前向きに考えアシカとの絆を深める。7月のステージデビューを目指す=福岡市東区で2020年5月13日午後2時10分、徳野仁子撮影
  • 水族館「マリンワールド海の中道」でイルカのトレーナーになって半年の牧貴海(たかみ)さん(29)。客のいないステージで訓練を重ね、再開後のステージ構成を練る。「今まで一緒にショーに出たことのないイルカともコミュニケーションを取れるようになってお客様に成果をみせたい」と意気込む=福岡市東区で2020年5月13日午後1時54分、徳野仁子撮影
    水族館「マリンワールド海の中道」でイルカのトレーナーになって半年の牧貴海(たかみ)さん(29)。客のいないステージで訓練を重ね、再開後のステージ構成を練る。「今まで一緒にショーに出たことのないイルカともコミュニケーションを取れるようになってお客様に成果をみせたい」と意気込む=福岡市東区で2020年5月13日午後1時54分、徳野仁子撮影
  • 漫才コンビ「滝音(たきおん)」の秋定遼太郎さん(33・右)とさすけさん(30・画面)。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、テレビ電話を使ってネタ合わせを行っている。3月初旬から舞台が休業となり、今はネタ作りやバイトをしながら生活を送っている。秋定さんは「ネタはお客さんの反応を見ないと出来がわからない。いいネタが浮かんだのに発表できないのは悔しい」と話す。一方、「(外出自粛生活を送り)今までの日常がマンネリ化していることに気がついた。また、気持ちをリセットして舞台に立ちお客さんを笑わす喜びを感じたい」と前を向く=大阪市浪速区で2020年5月10日午後2時56分、藤井達也撮影
    漫才コンビ「滝音(たきおん)」の秋定遼太郎さん(33・右)とさすけさん(30・画面)。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、テレビ電話を使ってネタ合わせを行っている。3月初旬から舞台が休業となり、今はネタ作りやバイトをしながら生活を送っている。秋定さんは「ネタはお客さんの反応を見ないと出来がわからない。いいネタが浮かんだのに発表できないのは悔しい」と話す。一方、「(外出自粛生活を送り)今までの日常がマンネリ化していることに気がついた。また、気持ちをリセットして舞台に立ちお客さんを笑わす喜びを感じたい」と前を向く=大阪市浪速区で2020年5月10日午後2時56分、藤井達也撮影
  • 夕暮れ迫る首都高の高架下で、バレエの練習をする高校2年の長坂明音さん(16)。学校は休校となり、中学2年から週4回通うバレエとジャズダンスの教室も休みに。宝塚音楽学校を受験したが不合格となり、来春に向け再始動した矢先だった。「休みが続くと体重も増えるし、体を動かさないと。自主練習も楽しいけど、やっぱり先生に習いたい」。今月12日から一部レッスンが再開。夢に向かって再び歩み進めた=東京都千代田区で2020年4月15日、吉田航太撮影
  • 隅田川沿いの遊歩道でホルンの練習をする女性。平日は中高一貫校で音楽教師、週末はフリーランスで演奏活動をしているが、学校は休校、演奏会も中止になった。「今まで休みなく働いてきたので、好きなことに時間をたっぷり使えて楽しんでいます。ここだと思い切り吹けるのでいいですね」=東京都台東区で2020年4月23日、玉城達郎撮影
  • 自宅の庭に張ったテントで夜を過ごす小学5年の折橋光さん(10)=左から2人目=と2人の弟たち。大型連休中、気分転換しようと父親と計画した。2泊3日で山形県内に家族旅行に行く予定だったが、全てキャンセルに。代わりに自宅での2晩の「外泊」を思い出に加えた。学校再開は6月以降。「ずっと室内でいるのはつまんなさ過ぎる。早く学校で友達と遊びたいし、今度は本当のキャンプにも行きたい」=仙台市若林区で2020年5月2日、和田大典撮影
  • 鏡の前で人形の動きを確認する鈴木裕子(ゆうこ)さん(22)。今年4月、「人形劇団むすび座」に入団したが、7月中旬までの公演約170件がキャンセルになった。鈴木さんの初公演となる新作「せんたくかあちゃん」の日程も未定。先輩団員からテレビ電話で指導を受け、自宅で人形の動きを練習している。この日は2週間ぶりに劇団の稽古場を訪れ、練習の成果を確かめた。「観客の反応があって私も成長できます。早く子どもたちに見せたい」=名古屋市緑区で2020年5月9日、兵藤公治撮影
  • アイヌ工芸作家の母・真紀さん(左)から着物の縫い方や刺しゅうを教わる慶応大3年の関根摩耶さん(20)。大学が休校となり3月に帰省した。地元に長期滞在するのは中学以来。「日常の会話の中でアイヌ文化や伝承を学ぶことも多く、SNSなどでの情報発信にも生かせる。大切な時間を過ごしています」=北海道平取町の「二風谷工芸館」で2020年5月11日、貝塚太一撮影
  • 芸歴10年目、吉本興業所属の下川一さん(29)。地元・神戸の街の魅力を紹介する「街ブラ」動画をユーチューブで配信していたが、屋外で収録が出来ず、この日は自宅で「お取り寄せグルメ」の紹介動画を撮影した。「世の中どうなるのか、元の生活に戻れるのか心配。それでも、できることを考えて笑いを届けていきたい」=大阪市西区で2020年5月9日、藤井達也撮影
  • 水族館「マリンワールド海の中道」でアシカのトレーナーになって半年の加隈(かくま)愛さん(22)。4月8日から臨時休館が続き「ショーがないのは残念だけど、トレーニングの時間をたくさん取れる」と前向きに考えアシカとの絆を深める。7月のステージデビューを目指す=福岡市東区で2020年5月13日午後2時10分、徳野仁子撮影
  • 水族館「マリンワールド海の中道」でイルカのトレーナーになって半年の牧貴海(たかみ)さん(29)。客のいないステージで訓練を重ね、再開後のステージ構成を練る。「今まで一緒にショーに出たことのないイルカともコミュニケーションを取れるようになってお客様に成果をみせたい」と意気込む=福岡市東区で2020年5月13日午後1時54分、徳野仁子撮影
  • 漫才コンビ「滝音(たきおん)」の秋定遼太郎さん(33・右)とさすけさん(30・画面)。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、テレビ電話を使ってネタ合わせを行っている。3月初旬から舞台が休業となり、今はネタ作りやバイトをしながら生活を送っている。秋定さんは「ネタはお客さんの反応を見ないと出来がわからない。いいネタが浮かんだのに発表できないのは悔しい」と話す。一方、「(外出自粛生活を送り)今までの日常がマンネリ化していることに気がついた。また、気持ちをリセットして舞台に立ちお客さんを笑わす喜びを感じたい」と前を向く=大阪市浪速区で2020年5月10日午後2時56分、藤井達也撮影

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