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エンジ旋風・常総学院センバツ出場

第2部・練習法/4止 体作り 体幹重視の筋トレ /茨城

小林トレーナー(左)のもと、体幹トレーニングに励む常総学院ナイン=土浦市の同校野球部グラウンドで

 <第88回選抜高校野球>

    長打力アップに「1日7食」

     「体幹3分」。日が暮れかけた外野グラウンドに、トレーナー・小林鷹大朗(ようたろう)さん(22)=筑波大4年=のかけ声が響いた。集まった選手は手を握って小指から肘までの側面を地面につけ、腕立て伏せのような姿勢を3分間続ける。その後、横を向いて左手だけで1分間支えるなど5種類以上のメニューをこなした。

     冬は「体を一回り大きくする」(佐々木力監督)時期。例年、トレーナーを招き、筋力トレーニング(筋トレ)の指導を任せている。

     昨年12月に就任した小林さんは、週3回顔を出し、手取り足取り教える。腹筋、背筋など体の胴体部分に当たる体幹と、下半身の強化を重視。ダンベルなどの器具を使わない方法を伝授して体幹を鍛えているほか、ジャンプなど、野球ではあまり行わない動作も積極的に取り入れて下半身を作り上げる。

     有村恒汰選手(2年)は「変化球を打つときに体勢が崩れなくなった」と筋トレの効果を実感している。

       ■   ■

     放課後練習の前、グラウンド入り口付近は、しょうゆと肉を炒めた香ばしい匂いに包まれた。大峰真澄顧問が作った「ホイコーロー丼」だ。マネジャー6人が、ユニホームに着替えた選手一人一人に丼を手渡し、選手はそれを食べてからグラウンドに散る。「食べること」も体作りの重要な要素の一つだ。

     練習前に加えて、練習合間の休憩時間にも大きめのおにぎりが一人1個用意されている。午前中の授業の合間にパンを、夜の自主練習後にも残り物を食べることが多く、朝昼晩の3食と合わせ、1日7食が「標準」だという。

     選手から食費を徴収しており、大峰顧問やコーチらが食材を購入している。時にはファンが差し入れてくれる。食事のメニューに制限はない。ホイコーロー丼は、米8升に加え、豚肉5キロ、キャベツ4玉を使った。

     登録選手18人の体重は、関東大会後の約3カ月で1人平均約4キロ増加した。約7キロ増えたという宮本貴徳選手(2年)は「体重増加は長打力アップに直結する。もっとたくさん食べて、体を鍛えたい」と力強く語った。

     一回り大きくなった体で、全国の強豪に挑む。【加藤栄】=第2部おわり

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