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エンジ旋風・常総学院センバツ出場

第3部/6 中村迅遊撃手(2年) /茨城

中村迅遊撃手
☆大事なモノ 1年秋に仲間からもらった手紙。互いの決意が書かれている

 <第88回選抜高校野球>

    「全て一番」仲間に刺激

     「どんどん打っていこう」「守備もしまっていけ」−−。放課後のフリーバッティングで打席に入るのを待ちながら、大声で仲間をもり立てる。「プレー以外も自主的に全力で取り組み、チームを引っ張るのが主将の役割」と自覚している。

     中学時代は地元の硬式野球チーム「常総リトルシニア」で副主将を務め、1年からレギュラーをつかむという気持ちで高校に入学したが、現実は甘くなかった。あまりの練習量の多さに「当初は自主練習ができないぐらい疲れ、寮で寝ていた」と苦笑する。旧チームでは遊撃手の2番手で、あと一歩のところでベンチ入りを逃した。

     その悔しさを自主練習にぶつけた。毎日午後8時半ごろから2〜3時間、雨天練習場で500球のトスバッティングをこなすなどした。最も遅い時間まで居残ることを心がけ、いつもより少し早く引き揚げると、仲間から驚かれた。自分の練習姿勢が周囲に刺激を与えていると感じた。

     それ以来「何でも一番を狙って、もっともっと周囲に刺激を与えよう」と誓った。練習の長さ、声の大きさ、ダッシュや400メートル走−−。競争心をあおったおかげで「チームワークが強まり、個々の力の底上げができた」と感じている。この力を早く甲子園で発揮したいと、心から思っている。【加藤栄】=つづく


    選手データ

     ▽三和東中出身

     ▽183センチ、83キロ

     ▽右投げ、左打ち

     ▽打率1割9分4厘(昨秋の公式戦)

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