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秋の高校野球

県大会 福井商、9年ぶりV 3位決定戦、工大福井が圧勝 /福井

福井県高野連の福岡慎二会長から優勝旗を受け取った福井商の木下風汰主将(右端)ら=福井市福町の県営球場で、立野将弘撮影

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 秋季北信越地区高校野球県大会(県高校野球連盟、県教育委員会主催)の決勝と3位決定戦が27日、福井市福町の県営球場であった。決勝は福井商が坂井を2−0で降し、秋では9年ぶり19回目の優勝を果たした。3位決定戦は福井工大福井が羽水を10−1で圧倒し、北信越大会出場を決めた。

 福井商、坂井、福井工大福井の3校は、来月15日から長野県で開催される北信越大会に出場する。同大会の成績は来春のセンバツ出場校を決める際の重要な参考資料となる。【立野将弘】

  ○…県営球場…○

 ▽決勝

福井商

  200000000=2

  000000000=0

坂井

 (福)石本−藤井

 (坂)吉川−石川

▽三塁打 吉川(坂)

▽二塁打 石本(福)南(坂)

 福井商は一回、名下、黒田の連打などで2死二、三塁とし、石本が適時二塁打を放ち2点を先制。先発・石本が3被安打無四球で坂井を完封した。坂井は三、六、八回に走者を三塁まで進めたが、得点を奪えなかった。

 ▽3位決定戦

羽水

  000000010=1

  00100900×=10

福井工大福井

 (羽)佐藤、藤田悠、山本、岩佐−藤田悠、海崎、藤田悠

 (福)加藤−大上

▽三塁打 三上(羽)

▽二塁打 大上、山岸、井上、北川、吉田(福)

 福井工大福井は三回1死一、三塁に西村の犠飛で先制。六回は6四球に山岸、吉田の連続2点適時打など4安打を加えて9点を挙げ試合を決めた。羽水は八回に三上の適時三塁打で1点を返したが追加点を奪えなかった。

粘り強く完投

11被安打ながらも1失点で完投した福井工大福井の加藤功海投手=福井市福町の県営球場で、立野将弘撮影

 ○…福井工大福井の右腕エース・加藤功海投手(2年)が11被安打と苦しみながらも1失点で完投した。二回と三回に走者を三塁に背負い先制されそうなピンチもあったが、スライダー主体の変化球と直球で打者のタイミングをずらし、後続を抑えた。大須賀康浩監督の「4人いる投手の実力は横一線」との評価に対し“粘り強さ”でアピールした。試合終了後、「北信越大会ではエースの役割を果たし、センバツに出場したい」と意気込んだ。

先輩をリード

 ○…準決勝で負傷退場した福井商の長谷川晃太郎捕手(2年)に代わり、藤井翔太郎選手(1年)が捕手として今大会初めて先発出場した。長谷川捕手に「お前が引っ張れ」と言われて臨んだ決勝では、先輩の石本太一投手(2年)をリード。投球を低めに集めて相手打線に凡打の山を築かせた。石本投手は「少し緊張していたようだが、きっちり球を受け止めてくれた」とねぎらう。藤井選手は「北信越大会では県代表の名に恥じない戦いをしたい」と話した。


夏の経験糧に完封 福井商・石本太一投手(2年)

決勝で坂井を完封した福井商の石本太一投手=福井市福町の県営球場で、立野将弘撮影

 2点リードで迎えた六回、2死一、三塁で相手の4番打者を迎えた。「前の打席は三振だった。今回も抑えられる」。途中で一塁走者に盗塁されピンチを広げられたが、落ち着いていた。フルカウントからの6球目は直球で勝負。高めの球を振らせて再び三振に仕留めた。

 夏の福井大会決勝でも先発登板したが、緊張のあまりマウンドで体が硬くなった。失点を重ねてあと一歩のところで甲子園出場を逃し、試合後は人目をはばからず泣き崩れた。

 「夏は萎縮してしまった。あの経験を糧に、精神的に強くなった」と話す。準決勝で女房役の長谷川晃太郎捕手(2年)が守備でフェンスに激突して負傷退場。決勝も欠場した。

 そうした逆境の中でも、坂井相手に安定したピッチングを披露し、完封勝ちを収めた。

 「(北信越大会までにけがが回復するかわからない)長谷川の分まで頑張り、次こそ甲子園に行く」と力を込める。【立野将弘】

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