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未踏の頂へ

静高センバツ’17 選手紹介/16 加茂翔太選手(1年) /静岡

加茂翔太選手

 <第89回選抜高校野球>

    チャンス逃さずに 加茂翔太(かも・しょうた)選手(1年)

     小学3年の夏に静岡大会を観戦したのがきっかけで、静高に興味を持った。しかし念願がかない入学してまもなく、他の選手の実力に圧倒された。「走攻守すべてで自分より優れている」。覚悟はしていたが、想像を超えていた。

     自己嫌悪に陥った気持ちを奮い立たせてくれたのは、細江中時代からライバルとして意識してきた、聖隷クリストファーの鈴木瞳冴(とうご)選手(1年)だった。

     浜北北部中だった鈴木選手とは、中学で何度も対戦。初めてそのプレーを見た時、打撃や守備のセンスに感嘆し、それからは同じ遊撃手として互いに意識する存在に。中3夏には共に浜松選抜にも選ばれ、互いに切磋琢磨(せっさたくま)する仲だった。

     その後、鈴木選手は聖隷に進学。昨秋の県大会準決勝で再び対戦することになった。鈴木選手は1番サードで出場したが、自身は打席に立つ機会がなく、静高は零封負けを喫した。「浜松からわざわざ静高に来て下宿までしているのに何をやっているんだろう」。ベンチ内で自責の念にかられた。

     「センバツであの時の悔しさを晴らしたい」。1打席、1イニングの機会も逃さないつもりだ。【古川幸奈】=つづく


     ゴキブリやバッタなどの虫が大の苦手。タレントの明石家さんまさんが好きで、座右の銘も同じ「生きてるだけで丸もうけ」。

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