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めざせ頂点

’17センバツ・第2部/1 前橋育英 荒井直樹監督に聞く まず初戦勝つこと  /群馬

前橋育英 荒井直樹監督

 <第89回選抜高校野球>

    一人一人大切に

     昨年の県内の高校野球界は、前橋育英と健大高崎がリードしたといっていい。春、夏、秋と3季続けて県大会の決勝は両校の対戦だった。いずれも接戦を前橋育英が制したが、昨秋の関東大会でともに4強入りし、3月開幕のセンバツにそろって出場する。なぜ安定した強さを維持しているのか。「めざせ頂点!」第2部では、2チームの強さに迫る。1回目は監督インタビューから。【西銘研志郎、山本有紀】

     --高校野球の監督として大切にしていることは。

     ◆選手一人一人との会話。選手は41人いるが、41対1ではなく、1対1の41通りだと思って選手と向き合っている。一人一人を大切にしたいので、そういう意識で選手との信頼関係を築くために会話を大切にしている。

     --自チームの強みはどこですか。

     ◆雰囲気は良いと思う。活気があるし、くだらない上下関係もないと僕は思っている。下級生が上級生にアドバイスをすることもあるし、引退した3年生も後輩たちの面倒をよく見てくれる。

     --健大高崎の印象を。

     ◆負けられないライバルだし、自分たちのレベルを高めてくれる大切な相手でもある。健大は強い。うちよりも絶対に強いと思っている。そういうチームがいるから、自分たちもやってやろうという気持ちになる。

     --全国制覇するために必要なことは。

     ◆まず初戦を勝つこと。(秋以来)ずっと試合がない状況で、初戦をどう乗り切るかがポイントになる。そこからは試合慣れしてくると思う。相手がどうというよりも、「自分たちの力を出せるか」ということを意識して今練習している。

     --甲子園で戦ってみたいチームは。

     ◆特にない。相手よりも初戦をどう戦いきるかを大切にしたい。

     --甲子園はどんな場所か。

     ◆応援が温かい。僕が社会人野球の選手時代、東京ドームで5万人の前で試合をさせてもらったこともあるが、その比じゃない。拍手だとか、どよめきだとか他の球場にない独特なものがある。自分自身もまた味わいたいし、選手たちやスタンドの他の生徒たちにも味わってほしい。熱心なファンの声援を受けることは幸せなこと。

     --甲子園ではチームのどこに注目してほしいか。

     ◆常に一生懸命な野球をしようと思っている。グラウンドだけでなく、ベンチもスタンドも一体となっている姿を見てほしい。見ている人が感動するような、思わず応援したくなるような試合やチームを目指したい。


    昨年の高校野球県大会決勝◇

    <春>前橋育英 6-5 健大高崎

    <夏>前橋育英 8-4 健大高崎

     (延長十二回)

    <秋>前橋育英 4-3 健大高崎


     ■人物略歴

    あらい・なおき

     1964年生まれ。横浜市出身。日大藤沢高卒業後、いすゞ自動車でプレー。コーチを経て2002年から現職。

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