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センバツ・思いを一つに

仙台育英 選手紹介/12 努力重ね、配球に自信 渡部夏史捕手 /宮城

渡部夏史捕手

 <第89回選抜高校野球>

    渡部夏史(なつひと)捕手(2年)=宮城・秀光中(仙台市)163センチ、61キロ

     系列校の秀光中軟式野球部時代は当初、内野手を務めていたが、内野は同期に西巻賢二主将(2年)らがいて層が厚かった。先輩が引退した後、中学2年の時に「少しでも試合に出たい」と捕手への転向を須江航(わたる)監督に申し出た。

     須江監督は「かつて自分から転向を言い出した子はいない。これだと決めたら努力する純粋な野球少年」と評する。その言葉通り、その後は捕手としての努力を積み重ねる。

     高校では、同じポジションに尾崎拓海捕手(2年)がいた。「尾崎は体が大きく肩も強い。二塁送球も打撃も天と地の差があった」と振り返る。「体が小さいのが自分の欠点」。そう思い込み、ウエートトレーニングに励んだ。「尾崎のような二塁送球をしたい」と強く投げてみたが、送球フォームが崩れ、空回りしただけだった。

     それでも1年春の沖縄遠征メンバーに選ばれた。捕手として認められていると感じた。「体の大きさは気にしなくていい。配球には自信がある。自分のやり方でやればいい」。須江監督から捕手のセオリーはたたき込まれていた。2年秋にはベンチ入りし、佐々木順一朗監督から「後半を締めてもらいたい」と言われた。

     1月下旬、尾崎捕手が左目のけがで練習から離れた。後半の抑えではなく、スタメンの可能性が出てきた。「自分に尾崎の穴を埋められるか」と不安もあったが、「やってやろう」と吹っ切った。

     「自分は体が小さいので相手になめられる。だけど、相手を圧倒する二塁送球をしてびっくりさせればいい」。普段よりも二塁送球の練習を多く取り入れ、バットを振り込んだ。「最初の二塁送球を大事にして、チームの勝利のためバッターを打ち取りたい」【真田祐里】=随時掲載

     (プロフィルは出身県・出身中学、身長、体重)

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