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第89回選抜高校野球

工大福井 スタッフ紹介/1 西巧生さん(2年)=マネジャー /福井

守備練習でノッカーを務める西巧生マネジャー=福井市菅谷で、立野将弘撮影

 <センバツ2017>

     19日開幕の第89回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する福井工大福井では、多くの人が選手を支えている。選手とともに41年ぶりの春の勝利を目指すチームスタッフを紹介する。【立野将弘】

    「チームを日本一にする」 西巧生(こうき)さん(2年)=マネジャー

     「監督、コーチから期待されるマネジャーになりたい」

     昨年4月からマネジャーを務める。コーチが決めた練習メニューを選手に伝え、100人超の部員の練習を笛とストップウオッチで仕切り、ノッカーとしても野手を鍛える。

     元々は一塁手として練習していたが昨年2月、キャッチボールをしている時に突然右肘に鋭い痛みが走った。

     「またか」。中学3年で痛めた古傷が再発した。

     初めて右肘に違和感を覚えたのは中学3年の春。徐々に悪化し、練習後も痛みが治まらなくなった。整形外科で重度の野球肘と診断された。「肘の軟骨がすり切れ、骨が削れていた」と話す。

     手術を受けたが、約2カ月間ボールに触れることを禁じられた。「練習ができず、どんどん置いていかれるようで、不安だった」と当時を振り返る。

     昨年2月に再び右肘を痛め、回復しないまま迎えた昨年4月、大須賀康浩監督から「マネジャーをやらないか」と声をかけられた。

     選手に未練があったが、母保巳(やすみ)さんが「チームのためにできるなら、ぜひやるべきだ」と背中を押し、マネジャーへの転身を決意した。今では、無駄なく効率的に練習を回すことにやりがいを感じている。

     目標は「チームを日本一にすること。マネジャーがしっかりしていないチームでは、なれない」と自らを鼓舞する。

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