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第89回選抜高校野球

工大福井 スタッフ紹介/2 濱田太朗さん(39)=トレーナー /福井

福井工大福井の摺石達哉投手(右)の状態を診る濱田太朗さん=福井市角折町で、立野将弘撮影

 <センバツ2017>

    動き見直し負荷減らす 濱田太朗さん(39)=トレーナー

     「けがなく昨日よりも今日と1日ずつうまくなってほしい。教育者に似た視点かも」

     2013年春からチームに加わった心強い理学療法士のトレーナーだ。普段は大阪市の病院「緑かねこ整形外科」を拠点に高齢者やスポーツ選手のリハビリ指導に当たる。福井工大福井には週末に来て、腰や膝などに不安を抱える選手に効果的なストレッチ方法や負荷の少ないフォームをアドバイスする。

     高知県旧中村市(現四万十市)出身。高知高野球部OBで、1995年センバツで控え捕手として甲子園の土を踏んだ。当時から体の動作メカニズムに興味があり、「力がないのに打球を飛ばせる人を見て不思議に思っていた」。高卒後に理学療法士を目指した。

     大阪府豊中市の病院に勤めていた時に、田中公隆コーチと知り合った。当時大阪桐蔭のコーチだった田中コーチが、右肘を痛めた大阪桐蔭2年の中田翔選手(現日本ハム)を連れてきた。その後、田中コーチの福井工大福井赴任と同時にチームに加わった。

     何気ない動きの積み重ねが肘や腰を痛めるという。故障者から症状を丁寧に聞き、体の部位一つ一つの動きを見直す。「選手の主観を客観的に見る」と説明する。膝を故障した選手の一人は「投げる時に膝を内側に曲げないフォームを教わった。膝の痛みが気にならなくなった」と笑顔で話した。

     「甲子園は活躍すると人生が変わる大舞台。悔いなく戦ってほしい」と願う。

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