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選抜高校野球

履正社、日大三、早実、大阪桐蔭がV争いか

 第89回選抜高校野球大会は19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。出場32校で12日間(準々決勝翌日の休養日を含む)にわたる熱戦を制し、紫紺の優勝旗を手にするのはどこか。

     優勝争いは履正社(大阪)、日大三(東京)、早稲田実(東京)、大阪桐蔭になりそうだ。

     履正社は出場校唯一、昨秋の公式戦で3桁の133打点。打線は下位まで切れ目がなく、最速145キロの右腕・竹田は要所を締める投球が光る。日大三は甲子園練習で5本柵越えを放つなど長打力は群を抜き、エース・桜井は三振を量産できる左腕。ともに投打のレベルが高い両校は、開幕日に激突する。大会連覇を目指す智弁学園(奈良)も同じゾーンだが、総合力は2校が上。最難関の初戦を制したチームが決勝まで進む可能性は高い。

     清宮、野村の3、4番に威圧感がある早稲田実は高い得点力を誇る。投手陣に絶対的な柱がいないため、打ち勝っていくしかない。人気選手の清宮が打てば、球場も盛り上がり、勢いがつきそうだ。1回戦の相手は四国王者の明徳義塾(高知)。試合巧者を相手にどんな戦い方をするか注目だ。同じゾーンの大阪桐蔭は上位打線に入る2年生を中心にスイングが鋭いが、懸念材料は日程。初戦から2回戦まで2日しかなく、エース・徳山を打線が援護できるかが鍵を握る。

     台風の目になりそうなのが秀岳館(熊本)と神戸国際大付(兵庫)。秀岳館は昨年春夏甲子園4強を経験した田浦、川端の左2枚が残り、打線も穴がない。神戸国際大付は左腕・黒田に安定感があり、打線も出場校2位の打率3割7分7厘とバランスがいい。

     昨年、一昨年は優勝投手が全5試合を完投した。今年も「春は投手力」の格言通りなら、防御率0.89の左腕・長谷川を擁する仙台育英(宮城)、抜群の制球力とスタミナも豊富な右腕・三浦がいる福岡大大濠にも初優勝のチャンスが巡ってくる。【安田光高】

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