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センバツ・思いを一つに

仙台育英 選手紹介/18止 努力の走塁でベンチに 船木颯真中堅手 /宮城

船木颯真中堅手

 <第89回選抜高校野球>

    船木颯真中堅手(3年)=宮城・郡山中(仙台市)170センチ、63キロ

     選手たちは守備や打撃の練習を終えると、塁間を走るベースランニングに励む。息を切らす選手たちの中に、すがすがしい表情で一気に駆け抜ける選手がいる。「みんなきついって言うけど、全然きつくないし楽しい」

     少年野球チームに所属していた4歳上の兄の影響で、小学2年の時に野球を始めた。「昔から走ることが好き。盗塁ができると気持ち良かった」

     テレビで見た甲子園で戦う仙台育英の選手たちの姿に憧れ、同校に進学。代走で活躍する先輩を見て「何か一つでも取りえがあればベンチに入れるかもしれない」と走塁に力を入れることを決意した。毎朝20~30分、塁間を走り、最短で行ける走路を確認するなど研究に励んだ。

     入学当初は50メートル走6・3秒。昨秋の地区大会前には5・9秒まで縮まった。チーム一の俊足を評価されて同大会からベンチ入りした。「秋の大会では二塁の代走が多かった。一塁からでも盗塁ができれば(送りバントなどによる)アウトカウントを減らせる」。この冬は、より素早く反応できるように、後輩が指を曲げたら走り出すという練習を何度も繰り返した。

     バットを持つ手も右から左に変えた。周りの選手から「左の方がスイングがきれい」と言われたのがきっかけだ。「打撃は結果があまり出ていなかった。左の方が一塁に近いし、足も生かせるかなと思った」。毎日30分以上の素振りで、左打ちの練習に取り組む。初めての甲子園の舞台。「自分の知らないところで仙台育英を応援してくれている人がたくさんいる。期待に応えられるよう、自分の仕事をしっかりやりたい」【真田祐里】=おわり(プロフィルは出身県・出身中学、身長、体重)

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