メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

選抜高校野球

大阪桐蔭、勝機読む 疲れ狙い八回、策連発

【大阪桐蔭-静岡】八回表大阪桐蔭1死三塁、代打・西島が右越え適時三塁打を放つ=阪神甲子園球場で2017年3月27日、三浦博之撮影

 ○大阪桐蔭(大阪)11-8静岡(静岡)●(27日)

     好機になると一気に畳みかけた。八回に3点を奪い逆転した大阪桐蔭。勝負どころを見極めると、次々と攻め手を繰り出し主導権を奪い返す攻撃は、さすが甲子園常連校だ。

     先頭・根尾の左前打が合図となった。続く山田の2球目でエンドランを敢行すると、左翼手の失策も誘い根尾は一気に生還した。犠打で1死三塁とすると、坂之下は「チャンスは攻めるべきだ。初球を狙った」。球威の落ちた静岡の左腕・池谷の直球をたたくと、三遊間を割る同点適時打になった。

     さらに勝負手は続く。ブルペンで投手の球を受けていた西島を代打で起用。エンドランで空振りするミスもあったが、狙っていた直球をしっかり捉える。三塁まで進んでいた坂之下を還す勝ち越しの右越え適時三塁打に、代打の切り札は「いきなり呼ばれたけど、打ったらチームが乗ると思った」と喜んだ。

     一回に6点を先取しながらも二回以降は、池谷のキレのある直球を打ちあぐねていた。それでも「(池谷は)全力で投げていた。終盤に(疲れで)球が甘くなると思っていた」と西谷監督。リードを許しながらも、選手はあせることなくチャンスを待ち続けていた。

     8強に進んだチームの中で唯一の2試合連続2桁得点を挙げた。「つなぐ意識で相手のミスも誘っている」と主将の福井。2試合で本塁打は1本。派手な一発での長打攻勢ではないが、積極的な攻撃スタイルは高い得点能力を持つ。【藤田健志】

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    関連サイト