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選抜高校野球

3日越しの「完投勝利」 福岡大大濠・三浦

【滋賀学園-福岡大大濠】力投する福岡大大濠の三浦=阪神甲子園球場で2017年3月28日、宮間俊樹撮影

 ○福岡大大濠(福岡)5-3滋賀学園(滋賀)●(2回戦再試合・28日)

 肩も体も重い。球の切れもいつものスピードもない。そんな状態でどう打ち取るか。福岡大大濠の右腕、三浦は頭をフル回転させた。出した結論は二つ。一つは、最速146キロの速球の球速に変化を付け「後半になるにつれ速く見せる」こと。もう一つは、変化球を内外角にしっかり投げ分けることだ。

 一回、3番・知念に先制の左前適時打を許したものの、4番・武井を124キロの速球で右飛に打ち取る。五回は2死一、三塁で武井を迎えると、130キロ台半ばの速球でカウントを整え、最後は外角低めの厳しいところへスライダーを投げ中飛に仕留めた。

 196球を投げ、15回を完投した26日の滋賀学園戦から中1日。「速球にも緩急を使い、前回とは違うイメージだった」と武井は振り返る。一、二、五回と失点こそした三浦だが、いずれも最少失点。頭脳的な投球で的を絞らせず、大崩れしなかった。

 「疲れはあったが、今日も完投するつもりで投げた」と三浦。いつもより腕を振り、テンポを上げた。遊び球も極力減らし、3球勝負に徹した。九回、先頭の棚原にこの日最速の142キロを投げ込んだ。そして2死。滋賀学園相手に投げた「326球目」が中堅へ力なく上がりゲームセット。3日越しの「完投勝利」。「やっと終わったなあ」。マウンドで笑みを浮かべた。【村田隆和】

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