メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

スポーツナビでもっと見る
高校野球

秋季東海地区県大会 熱戦、きょう開幕 チーム戦力と大会展望 /静岡

常葉大菊川の漢人友也投手=御前崎市池新田の浜岡球場で

常葉大菊川・静岡・藤枝明誠、実力校そろう

 第70回秋季東海地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞静岡支局後援)は16日、静岡市駿河区の草薙球場など4球場で開幕する。出場するのは三つの地区大会を勝ち上がった8チームずつに、今夏の静岡大会を制した推薦出場の藤枝明誠を加えた計25チーム。上位3チームは10月21日から愛知県の岡崎市民球場などで行われる東海地区大会に出場する。各チームの戦力や特徴を紹介し、大会を展望する。【大谷和佳子】

     1~2年生の新チームとなって迎える秋季県大会。今夏の静岡大会で試合経験を積んだ選手が多く残る常葉大菊川や、優勝候補と目されながら夏の甲子園出場を果たせず涙をのんだ静岡、推薦出場となる藤枝明誠など実力校がそろった。

     東部地区大会を制した飛龍は決勝で日大三島を七回コールドで破るなど、高い攻撃力を見せた。県大会では、17日に予定される2回戦からの登場で、浜野洋監督は「初戦までに(他校の)試合が見られるので、自分たちの野球に生かしたい」と話す。今夏の静岡大会決勝で藤枝明誠と熱戦を繰り広げた日大三島は2位で県大会出場を決め「準優勝以上の成績」を目標に掲げる。

     中部地区大会では、静岡が昨年同様に1位で県大会出場を決めた。今春のセンバツで16強入りしたが、栗林俊輔監督は「(今夏までの)前チームは力のあるエースがいたが、今年はいない。皆でフォローしあって、一戦ずつ目標に向かって粘り強く戦いたい」と意気込む。藤枝明誠は地区大会の順位戦から出場し3位。光岡孝監督は「夏のレギュラーメンバーで残ったのは1人。課題は多いが自分たちはできないと自覚するところからチームを作りたい」と話す。

     西部地区大会で1位の常葉大菊川も優勝候補の一つ。今夏の静岡大会でもエースナンバーを背負った漢人友也投手(2年)が5試合全てに登板した。約180センチの長身からコントロール良く投げ込む。石岡諒哉副部長は「漢人を中心とした守りから試合を作り、チームで援護したい」と話した。【大谷和佳子】


    出場校紹介

     ※かっこ内は地区大会の順位

     ◆東部地区

    飛龍(1位)

     「攻撃守備」を合言葉に、野手も積極的なプレーでアウトを狙う。主戦の岡田は安定感があり、崩れずにゲームをつくる。

    日大三島(2位)

     1番・日高、2番・新井、3番・原賀、4番・土屋の上位打線で得点を重ねられるかが攻撃面のポイント。

    加藤学園(3位)

     3番・長谷川、4番・植野を中心に長打で得点を取る。主戦の佐野はテンポ良くコントロールを重視した投球。

    知徳(4位)

     主戦の佐藤は最速135キロの速球に加え、制球の良さが光る。長打力のある4番・池下を中心に得点を奪う。

    韮山(5位)

     1番・大谷、3番・佐藤を中心に切れ目のない打線で得点を重ねる。夏のレギュラーが4人残るなど経験豊富。

    三島南(5位)

     4番・大庭、5番・植松、6番・鈴木亮と長打力のある選手を中軸に据える。主戦・鈴木健は直球と多彩な変化球がある。

    市立沼津(5位)

     今夏も主戦として活躍し、経験豊富な横山は直球だけでなく球種が豊富な技巧派。打者に的を絞らせず、打たせて取る。

    吉原(5位)

     1番・保田、2番・鈴木が出塁し、クリーンアップで得点するシンプルな攻撃が中心。犠打の練習も重ねてきた。

     ◆中部地区

    静岡(1位))

     勝負強く、長打力のある4番・成瀬、捕手の黒岩ら夏に引き続いて出場する選手がチームをけん引する。

    常葉大橘(2位)

     コントロールが武器の左腕・永田、力のある直球が持ち味の河村の2人の主戦を中心に試合をつくる。

    藤枝明誠(3位)

     捕手で主将も務める鈴木を中心に安定した守備と、切れ目無くつながる打線が持ち味。夏に続いて春の甲子園出場を狙う。

    焼津水産(4位)

     「意思統一」をスローガンに部内のミーティングに力を入れる。主戦の宮沢はコーナーを丁寧に突く投球が持ち味。

    静岡商(4位)

     主戦の古屋に次ぐ控え投手が4人と投手の層が厚い。4番・市川が中心の打線は「1試合5点以上」が目標。

    東海大翔洋(5位)

     15点差がついた地区大会初戦の大敗から敗者復活を勝ち抜いた。主将の4番・田根が打の中心。

    清水桜が丘(5位)

     地区大会敗者復活4回戦では、主戦の遠藤が完全試合(参考記録)を達成。攻撃は、鈴木、青島を中心につなぎを重視。

    静岡市立(5位)

     遊撃手・大塚、三塁手・望月の三遊間が粘り強く守る。攻撃では長打力のある中軸でチャンスを確実に得点に結びつける。

    静清(5位) 

     ピンチに強い主戦の左腕・森下がキレの良い投球を見せる。控えの1年生投手・石田は夏の大会にも登板し経験を積んだ。

     ◆西部地区

    常葉大菊川(1位)

     主戦・漢人は今大会で注目される投手の一人。夏の静岡大会メンバーも上位打線に残り、3番・奈良間の出塁から得点する。

    掛川東(2位)

     1番・長谷川が粘り強さをいかして出塁し、単打でつなぐ打線で得点を重ねる。オーバースローの左腕・野元が主戦。

    浜名(3位)

     夏のレギュラーでもある1番・山田に、長打力のある2番・袴田が続く打線。3番・中村は地区大会で2点本塁打を放った。

    浜松商(4位)

     現段階で決まった主戦はおらず、小柳、望月など6人の投手でエースを争う。1年生の伊藤が4番を務める。

    掛川西(5位)

     1年秋から1番を背負う川合がコントロールの良さで堅実に試合を作る。主将の1番・福田の出塁がカギ。

    袋井(5位)

     制球の良いストレートとキレのあるスライダーが武器の左腕・九留島が主戦。勝負強さのある1番・稲垣、2番・落合が出塁し中軸で返す。

    袋井商(5位)

     守備を重視し、最少失点での勝利を目指す。攻撃では3番・長谷川、4番・山本を中心に、好機を逃さず得点する。

    磐田東(5位)

     今夏も主戦として登板した経験豊富な左腕・今口が制球良く内外に投げ分ける。控えの森口は140キロの速球が武器。

    毎日新聞のアカウント

    3月24日の試合

    話題の記事

    関連サイト