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秋の高校野球

県大会 星稜VS航空石川、きょう決勝 両校、北信越大会出場へ /石川

 第137回北信越地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は29日、小松市の弁慶スタジアムで準決勝2試合があった。第1試合は星稜が初回に一挙5点を挙げ、7-0で八回コールド勝ち。第2試合は日本航空石川が毎回得点し14-5で七回コールド勝ちした。星稜は2年連続30回目、日本航空石川は2年連続4回目の秋の北信越大会出場を決めた。

 敗れた小松と金沢学院は同大会への残り1枠を懸け、30日午前9時から金沢市の県立野球場で第3代表決定戦に臨む。星稜と日本航空石川による決勝は正午から。北信越大会は10月14日に福井県で開幕する。【山口敬人、日向梓】

 ▽準決勝

小松 00000000=0

星稜 50000101=7

 (八回コールド)

 星稜は初回2死から4長短打で5点を挙げ先制。先発の奥川は7回を投げて1安打無失点に抑え、八回には適時打を放ちコールド勝ちを決めた。小松は初回以降は相手打線を散発5安打に抑えこんだが、得点機を作れなかった。

日本航空石川

  1132331=14

  0004010=5

金沢学院

 (七回コールド)

 日本航空石川は15安打14得点の猛攻で七回コールド勝ち。上田が本塁打を含む3安打5打点の活躍を見せた。金沢学院は7点を先行されて迎えた四回2死一塁から3長短打で4得点。六回にも1点を返したが、力尽きた。

4番がけん引、打線止まらず

日本航空石川の上田優弥選手=石川県小松市の弁慶スタジアムで、日向梓撮影

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 打つわ打つわ。日本航空石川打線が止まらない。全4試合で二桁得点。4番・上田優弥選手(2年)がけん引する形でチーム全体が振れているとあって、試合後、バッテリーには手厳しかった中村隆監督も「打線は積極的にいけている」と合格点を出した。

 一回に先制三塁打を放った主砲の第2打席。低めの直球を拾うように引っ張ると、打球は両翼99・1メートルある弁慶スタジアムの右翼席に飛び込んだ。上田選手は今大会通算16打数11安打9打点、2本塁打。「夏以降不調だったので、自分でもびっくり」と照れ笑いだ。

 不動の4番が打てばチームが乗るのは、これまで通り。初戦の2回戦から準々決勝までの得点は12、10、13。この日も終わってみれば相手4投手に計15安打を浴びせかけて毎回得点の14点とは恐れ入る。

 決勝の相手はいまや宿敵といえる星稜。上田選手自慢の「周りも打つので相手にとっては疲れる、気の抜けない打線」としては、次も本領発揮といきたい。【山口敬人】


 ■熱球

打たせて取る冷静さ 星稜・奥川恭伸投手(1年)

星稜の奥川恭伸投手=石川県小松市の弁慶スタジアムで、日向梓撮影

 今大会から先発登板を任されるようになり、この日は3試合目の先発だった。「立ち上がりはいつも緊張する」。一回表1死の場面では、高めに浮いた球を狙われ安打を浴びたが、後続を打ち取り得点機を作らせなかった。

 その裏、自身も2点適時打を放ち、5点先制で「落ち着いた」。その言葉通り、七回まで相手打線を無安打に抑えこんだ。「北信越大会がかかっている。打たせて取る投球にしよう」。得意の直球はあまり走らなかったが、大会期間中から練習を始めたスプリットがこの日の勝負球になった。林和成監督も「初めてのマウンドで投げにくそうだったが、中盤からうまく対応できていた」と評価する。

 6-0で迎えた八回2死二塁、コールド勝ちがかかった打席が回ってきた。「たまたま打てただけ」とはにかむが、一、二塁手の間が広く空いているのを見て取り、2球目で内野を抜く安打を放ち試合を決めた。決勝は今夏の甲子園出場校・日本航空石川だが「登板機会があれば、自分がどこまで通用するのか試したい」と目を輝かせた。【日向梓】

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