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高校野球・新世紀

第4部 カントク模様/2(取材後記) 契約は1年更新 あえて厳しい世界に

打撃指導をする鷺宮製作所ヘッドコーチの八木氏=2017年12月19日、埼玉県狭山市の鷺宮製作所グラウンドで安田光高撮影

 明桜の元監督、八木茂氏(64)は昨夏から社会人野球、鷺宮製作所のヘッドコーチを務めている。「この年齢でオファーをいただくのはありがたい。阪神時代からの悪いものを秋田で流せたかな」と笑う。

 プロ野球人生の最後も突然やってきた。阪急(現オリックス)から阪神に移籍した1984年オフ。12月3日に契約更改を予定していたが、前日に球団事務所に呼ばれて戦力外通告を受けた。「真っ青になった」と苦笑する。

 引退後は会社員として働く傍ら中学の硬式野球の監督や母校の早大でコーチを務めたが、興国(大阪)時代に甲子園に出られなかったため「高校の監督をずっとやりたかった」という。そんな時に学生野球の資格回復の条件が緩和され、指導できるチャンスが巡ってきた。

 1年半と志半ばで明桜の監督を退任したが、当時の1年生が2年後の昨夏、甲子園出場を果たした。自身はひのき舞台に立てなかったが、「やってきたことは間違ってはいなかったのかな」とうれしそうだった。

 今は都市対抗出場が目標。打撃指導だけでなく、ノックや打撃投手も務め、20代の選手と一緒に汗を流している。契約は1年更新。「頑張らないといけないと自らにプレッシャーをかけているのかもしれない」。厳しい世界にあえて身を置く。元プロらしく勝負師だ。【安田光高】

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