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真剣味

センバツ三重高 グラウンドに活気 3年生が練習手伝い/見守る母/プロも熱視線 /三重

熱の入った打撃練習を続ける選手たち=松阪市久保町の三重高で

 <第90回記念選抜高校野球>

    3年生が練習手伝い

     春夏通じて4年ぶりの甲子園切符を手にした三重高(松阪市)のグラウンドは関係者の出入りも増え、活気づいている。28日には引退した3年生が練習の手伝いに訪れ、大阪から選手の保護者も駆け付けた。プロのスカウトも目を光らせた。【森田采花】

     最低気温が氷点下4度と冷え込み、断続的に雪がちらつく中、練習は午前9時に始まり、打撃練習を中心に辺りが真っ暗になる午後5時半まで続いた。

     午前中は引退した3年生3人が練習に参加し、打撃練習でトスを上げる手伝いなどをしつつ、後輩を指導した。昨夏の県大会準決勝で代打本塁打を放つなど長打力が持ち味の西尾侑宇馬さん(3年)は「おめでとうを伝えた。僕たちは甲子園に届かずに悔しい思いをしたので一日でも長く甲子園で戦い抜いてほしい」と後輩たちを鼓舞。大学でも野球を続けるためよく放課後の練習に参加するという萬井亮佑さん(3年)は「出場を決めてからが本番。これからの練習に全力で取り組んでほしい」と話した。

    見守る母

     選手の保護者も遠方から駆けつけた。定本拓真主将(2年)の母洋子さん(49)と、1番打者の梶田蓮選手(2年)の母祐美さん(42)はそろって大阪から駆け付け、白い息をはきながら練習を見守った。

     洋子さんは、センバツ出場決定をインターネットで確認したといい「(出場を決めてくれ)ホッとした。主将としてチームをまとめベストな状態で甲子園に行ってほしい」と語った。センバツ出場の報に泣いて喜んだという祐美さんは「今年のチームはよく打つ。悔いを残さないように練習してほしい」と激励を送った。

    プロも熱視線

     プロ野球のスカウト陣も訪れた。視線の先は定本主将。今年に入り、150キロをマークした直球が売りの右腕で、その球筋を日本ハムや広島のスカウト陣がチェックした。「昨年の試合も見ていたが、今年は見違えるようによくなっていて、びっくりした」と広島のスカウトからは高い評価が聞かれた。

    〔三重版〕

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