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号外韓国政府、GSOMIAを破棄へ 安保会合で決定
頂点めざして

智弁和歌山/5止 大阪桐蔭へ、雪辱誓い /和歌山

秋季近畿大会決勝、七回裏大阪桐蔭、無死満塁のピンチで、この日ベンチ入りの智弁和歌山・平田龍輝投手(背番号1)が伝令に向かい、ナインが集まる=大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムで2017年11月5日、木原真希撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

     0-1で勝利は逃したが、智弁和歌山にとっては大きな意味のある試合だった。昨年11月5日の秋季近畿大会決勝は高校屈指の強豪、大阪桐蔭と公式戦でこの年3度目の対戦となった。

     前日にあった準決勝・乙訓(おとくに)(京都)戦に勝利した後の帰りのバス車中。この日、八回途中まで投げ、4被安打・3失点と好投した小堀颯(そう)投手(2年)に高嶋仁監督(71)が告げた。

     「合格点や。明日投げるぞ」

     控えの小堀投手は、決勝ではエース・平田龍輝投手(2年)が先発すると思い込んでいた。突然の先発指名に驚きながらも、「開き直っていこう」と気を引き締めた。

     試合序盤から大阪桐蔭打線を翻弄(ほんろう)する。一回、先頭打者にいきなり中前打を浴びるが、後続を遊ゴロの併殺で打ち取った。続く3番の強打者、中川卓也主将(2年)に対しては3ボール2ストライクから外角のカーブで見逃し三振に。ボールと判断した中川主将も、ストライクの判定にのけぞって驚いた。「この三振は自信になった」と小堀投手。

     その後も独特の緩い球を効果的に使い、点を与えない。攻めあぐねる大阪桐蔭ベンチからは打席のチームメートに「ええかげんに打てや」といら立ち交じりの声も飛んだ。

     六回からマウンドを引き継いだ池田陽佑(ようすけ)投手(1年)も快投をみせた。この回、相手打線に決勝点となるソロ本塁打を許したが、マウンド裁きは落ち着いていた。七回には味方の失策と連打で無死満塁のピンチを招くも、二つの空振り三振と中直で切り抜けた。

     控え2投手の好投は「エース・平田頼み」だった智弁投手陣に厚みを与えた。高嶋監督も「投手は満点。やっと計算できるようになった」と顔をほころばせた。

        □   □

     大阪桐蔭には昨年、春季近畿大会3-6、夏の甲子園1-2、秋季近畿大会0-1と3戦いずれも敗れた。しかし、中谷仁コーチ(38)は「力の差は縮まっている。手が届かない相手ではない」と話す。好敵手の存在はチームの何よりのモチベーションだ。

     先月26日、智弁和歌山の4年ぶり12回目のセンバツ出場が決まり、学校は歓喜に沸いた。文元洸成主将(2年)は「大阪桐蔭に対する雪辱は甲子園でしか果たせない。一つ一つ勝ち上がり、優勝を狙う」と力を込めた。

     選手たちはいま、寒風のグラウンドで黙々と練習を重ねている。来る大舞台での頂点をめざして。【木原真希】=おわり


    【秋季近畿大会】

     ▽決勝(11月5日)

    智弁和歌山

      000000000=0

      00000100×=1

    大阪桐蔭


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