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ミレニアムの球児たち

センバツ90/7 日本航空石川・2年 上田優弥左翼手 桁外れの長打力

=渡部直樹撮影

 1年秋から4番を任されてきた大型スラッガーが、その存在を全国に知らしめたのは昨夏の甲子園だった。

     1回戦、好左腕を擁する木更津総合(千葉)を相手に九回2死から3点差を追い付いた後、勝ち越しの左前適時打を放った。第4打席まで無安打だったが最後に勝負強さを発揮し、「4番の仕事を果たせたあの打席は今でも自信になっている」。自慢の長打ではなかったが、ぎりぎりまで球を引きつけて変化球を見極め、しぶとく三遊間を抜いてみせた。

     中学時代は中村隆監督と同じヤングリーグの神戸須磨クラブでプレー。中学時代を知る指揮官が「中2から逆方向にピンポン球のようにスタンドまで飛ばす長打力は桁外れだった」と驚くほど、広角に打てる器用さとパンチ力を併せ持つ。

     185センチ、97キロの体格を誇る左打者に4番の風格が出てきたのは昨年秋。公式戦は全11試合に出場し、打率5割8分1厘をマーク。43打数25安打18打点3本塁打の数字は、チームで全試合に出場した選手の中で打率、安打、打点、本塁打すべてトップ。初のセンバツを引き寄せ、「狙った甘い球を確実に仕留められるようになってきた」と表情からも自信がにじむ。

     2季連続で挑む甲子園。昨夏は敗れた2回戦で無安打に終わり、悔しさも残った。今度こそ、持ち前の長打力で甲子園を沸かせるつもりだ。【浅妻博之】=つづく

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