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号外宍戸錠さん死去「エースのジョー」「渡り鳥」シリーズ
春を呼ぶ

センバツ90 話題校/6止 濃い打撃練習追求 日大山形(山形)

サンドバックを使ってバッティング練習をする日大山形の選手=山形市の同校グランドで、藤井達也撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

     36年ぶりの春出場は一般選考33校で最長ブランクになる。日大山形OBで46歳の荒木監督自身、3年夏の1988年に甲子園の土を踏んだが、春は未経験だ。

     「(若い)新チームが県の地区予選、県大会、東北大会とタフな戦いを勝ち上がりセンバツに行くイメージが僕の中でできにくかった」。指揮を執った2002年秋から15年間の心の内を荒木監督はそう振り返る。

     夏の全国選手権出場は17回を数える。荒木監督も4度、甲子園へ導き、06年に山形県勢初の8強、13年は4強入りを果たした。山形3位校で出場した昨秋の東北大会は2回戦の仙台育英、準々決勝の酒田南と宮城、山形の1位校を連破したことが高く評価された。

     ただ、昨秋の公式戦のチーム打率2割7分2厘は一般選考で最も低い。打撃向上が冬場のテーマになったことは言うまでもない。

     荒木監督が毎週日曜日に課したのは1日1000スイング。ティー打撃などで振り込んだ後に「1時間スイング」で締める。5秒単位で鳴るマネジャーの笛に合わせ全力でスイングを繰り返す。1時間振り切ると呼吸を整え、中前へ打つイメージで最後のひと振り、だ。

     社会人のプリンスホテルで強打の外野手として活躍した荒木監督。今でもベンチプレスは100キロ以上を上げ、ロングティーでは部員より遠くへ飛ばす。「現役の頃、夜中から朝まで振ったことがあるが、数をこなすだけでなく1スイングにどれだけ本気度を込められるか」と中身の濃さも追求する。

     「甲子園に勝ち方はないが、負け方はある。それに悩まされてきた」。荒木監督にとってもセンバツは新たなステージになる。【村田隆和】=おわり

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