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融合

明秀日立・初のセンバツへ 第2部 選手、スタッフ紹介/4 /茨城

 <第90回記念選抜高校野球大会>

    俊足、強肩 課題は精神力 岩田侑大中堅手(2年)

    岩田侑大中堅手

     昨秋は主に中堅手で出場。50メートル6・3秒の俊足と強肩を生かした守備力で関東大会準優勝に貢献した。

     中学時代は地元・大阪市内の硬式チームに所属。1年時には右肘を痛めて約3カ月プレーできない時期があった。「みんなに置いていかれる気がした」と、野球をやめようとまで悩み苦しんだ。

     当時の指導者から「お前が抜けたらチームが崩れる」と言葉をかけられ、何とか踏みとどまった。「野球を続けてきて本当によかった」と振り返る。

     今の課題はチームに貢献できる精神力だ。中央学院(千葉)との関東大会決勝戦では、1点を追う九回裏無死満塁でスクイズを失敗した。「あの場面でもしっかり決める精神力を身につけたい」と悔やむ。

     身長171センチ、体重63キロと細身で、体を大きくしようと努力を続ける。それでも「自分は遠くへ飛ばす打者ではない。小技を磨き、上位打線につなげることを心がけたい」と、自らの役割を語った。

    走塁磨き、ベンチ入り狙う 山本純也内野手(2年)

    山本純也内野手

     昨秋の関東大会では中央学院との決勝戦に代走で出場した。甲子園でもメンバーに入ろうと、自らの武器を磨き続ける。

     大阪市出身。小学2年から地元の軟式チームで野球を始めた。一時は投手も経験したが、中学生になると遊撃手一本になった。

     同じ遊撃手には増田陸主将(2年)というライバルがいる。それでも「代走でも他のポジションでもとにかく試合に出る」と闘志を燃やす。

     チームの全体練習を終えた後、巨人の坂本勇人内野手(29)ら同じ内野手の動画を繰り返し見て、再び夜中のグラウンドに出てチームメートからノックを受けるのが日課だ。そうやってプロのプレーを体に覚え込ませる。

     もう一つ自信があるのが走塁だ。「自分は足はそんなに速くはないが野球の走塁は別。投手の癖を盗んで盗塁するのは得意だ」と言い切る。チームの勝利のため、自分に何ができるか模索を続けている。


     2人とも大阪市出身で幼稚園からの幼なじみ。実家も近所で、同じ中学校の出身。今は寮でも同じ部屋だ。中学時代は違うチームに所属していたが、近所のバッティングセンターで一緒に技術を磨いてきた。

     お互いについて、岩田外野手は「幼なじみで負けたくない。どこかで意識している」と話す。山本内野手は「足も速いし、肩も強い。本当に良い選手。勝てる部分はない」と高く評価した。【川崎健】=つづく

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    4月3日の試合

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