メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

融合

明秀日立・初のセンバツへ 第2部 選手、スタッフ紹介/11止 /茨城

 <第90回記念選抜高校野球大会>

    勝って喜びや感動を広げたい 金沢成奉(せいほう)監督(51)

    金沢成奉監督

     青森・光星学院(現・八戸学院光星)の監督時代に春夏合わせて8度甲子園に出場。巨人の坂本勇人内野手(29)ら強打者をプロに送り出した。

     大阪府吹田市出身。高校3年の夏、部内の不祥事で大会中に出場停止処分を受けた。一度は野球をやめかけたが、周囲の支援もあって、「高校野球の指導者になりたい」との思いを抱いて東北福祉大(宮城)へ進学した。

     「サッカーやラグビーと違って、野球は監督が選手と同じユニホームを着て、選手に毎回同じ時間をかけて会話できる」と、野球監督の魅力を語る。

     それでも野球以外の指導を大切にしている。時に「かかとを付けて、つま先の角度は30度」と、人の話を聞く際の立ち方にまで指導は及ぶ。「選手には嫌われるかもしれないが、立派な社会人になってほしい」と思い、選手たちと向き合う。

     明秀日立の監督就任6年目でようやくつかんだ甲子園。「勝って喜びや感動をもっと広げたい」と意気込む。

    厳しい半面、ユーモアも 猪狩聡司コーチ(46)

    猪狩聡司コーチ

     「卒業式じゃないんだぞ」「お前ら覇気がないんだよ」。選手の声が小さくなり、グラウンドに活気がなくなると、すかさず雷を落として引き締める。厳しい半面、冗談を交えて選手と会話するユーモアにもあふれる。

     北茨城市出身。水戸短大付属(現・水戸啓明)卒業後は国士舘大(東京)へ進学。現役時代は外野手として活躍した。その後は同大コーチや水城の監督などを経て、高校の先輩である川和直人助監督(50)の紹介で2014年秋に明秀日立のコーチに就任した。

     コーチとして3度目の甲子園出場。「明秀に来てから野球を通じて人を育てることの大変さを学んだ。もっと自立性のある選手を育てていきたい」と、指導に一層熱がこもる。

    目立たぬ選手を助ける 坂口拓也コーチ(24)

    坂口拓也コーチ

     2月から新たに就任した若手コーチ。野球部員が生活する寮の舎監も務める。

     三重県松阪市出身。強豪・三重高では控え選手で、スポーツライターを目指して愛媛大に進学したが、「スポットライトの当たらない選手を助けたい」と指導者を志した。

     その後、筑波大大学院へ進学。野球コーチング論研究室で投球や打撃動作を分析するなど、野球を科学的に見る目を養った。

     大学院時代、駒大苫小牧高(北海道)や日大三高(東京)など全国の強豪校を約20校回り、練習ぶりを目に焼き付けた。「監督に練習をやらされているようなチームは日本一になれない。選手の目がギラギラする雰囲気を作りたい」と話す。=第2部おわり

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    関連サイト