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’18センバツ・高きを仰ぐ

静高2年連続の挑戦 選手紹介/31 相手の心、感じる力を 大石卓哉部長(37) /静岡

大石卓哉部長

 「送球が粗い、丁寧に投げろ」「そう、その感覚」。テンポ良くノックをしながら選手を指導する。浜松工のコーチ、三ケ日の監督を経て、2014年から静岡高で教える。

     高校時代、掛川西の主将として1998年の夏の甲子園に出場。ポジションは内野手。「甲子園に行けて、大勢の人に応援してもらえた。いつか恩返しができるといいなと思っていました」

     祖父が小学校の先生で、漠然と教師への憧れがあった。中央大卒業後、筑波大でも学び体育の教員免許を取得した頃、知人から「高校でコーチを探している」と連絡があった。「やります」と飛びつき、指導者として歩み始めた。

     高校でプレーしていた時、ベンチに入れなかったチームメートも練習の補助や応援で支えてくれた経験から、「野球はチームスポーツ。1人では成立しない」と考える。

     自宅には、98年に県大会で優勝し甲子園出場を決めた直後、ロッカールームで撮影された写真が飾られている。「控えのみんなが優勝旗を持っていて」。見るたびに当時の喜びを思い出す。

     「野球を通じて、仲間の気持ち、対戦相手の気持ち、支えてくれる人の気持ちを感じる力を養ってほしい」【大谷和佳子】=つづく

    毎日新聞のアカウント

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