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選抜高校野球

警部補が初“出場” 審判で派遣 千葉

「アウト!」のポーズをとる今出川和雄さん=千葉県四街道市和良比の四街道署で

 23日開幕の第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に、千葉県高野連審判部に所属する四街道署地域課の警部補、今出川和雄さん(50)が派遣される。センバツに出場する中央学院は春夏通じて初めての甲子園となるが、今出川さんも甲子園でのジャッジは初。「1試合にかける高校生のひたむきさに応えたい」と意気込む。

     青森県出身で高校卒業後の1986年に静岡県警入り。千葉県警空港警備隊への出向を機に同県警勤務となり、機動隊や交通畑を主に歩んだ。野球を始めたのは小学4年だが、中学では相撲部に入部。高校で野球部に入ったが当時は片道約16キロを自転車で通学していたため、まもなく基本的に朝練のなかった陸上部に移り、野球から遠ざかった。

     長男が少年野球を始めた2001年。「審判をやれるほどの知識はなかった」が人手不足だったチームの帯同審判員を引き受けるようになった。試合でのプレーをメモするなど努力を重ね、少しずつ審判技術を学んだ。そんな折、同じチームにいた県高野連の審判員から声がかかった。「高校時代に野球を諦めていたからこそ、チャレンジしてみたいと思った」。練習試合などで3年ほど経験を積み、公式戦で審判員を務めるようになった後も、近隣の学校に出向き、紅白戦や練習試合で技術を磨いてきた。

     こだわりはプレーの先を読むこと。「どの学校の試合なのか忘れるくらいの感覚で臨んでいる」と言い、「高校生にとって審判のミスに大小はない」と一つの判断が試合や選手に与える影響の大きさを胸に刻む。「高校野球の魅力はひたむきさ。だから最後は泣くのだと思う」と語り、中央学院には「一球一球悔いのないプレーをしてほしい」とエールを送った。【富美月】

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