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選抜高校野球

抜てきの智弁学園・藤村、勝ち越しの一打

六回裏智弁学園1死二塁、藤村が左中間適時二塁打を放つ=阪神甲子園球場で2018年3月25日、渡部直樹撮影

 ○智弁学園(奈良)5-3日大山形(山形)●

 左中間へ飛ぶ大きな飛球に、智弁学園の小坂監督は「涙が出るほどうれしかった」という。勝ち越しの一打を放ったのが、昨秋の近畿大会で出場機会がなく、公式戦で初めて4番に抜てきした2年の藤村だったからだ。

 同点に追いついた六回1死二塁。藤村は簡単に2ストライクと追い込まれた。次に、日大山形の佐藤洸が投じたのは速球だ。ただ高めに浮いた。「自然と手が出た」と藤村。打球はフェンス際まで伸び、二塁から悠々と左向が生還した。

 昨秋のチーム打率4割2分3厘は出場36校中1位だ。だが「長打力がなく、柱が欲しかった」(小坂監督)。目をつけたのが藤村だった。

 体が開き、左方向へのファウルが多かった癖を矯正するため、藤村は、体の後方からボールを外角へ投げてもらい、右方向へ打つティー打撃を繰り返した。ミートする力が上がった。そして年が明けた頃、小坂監督から「(これからは)4番で行くぞ」と告げられた。

 四回、日大山形に先制された直後に追いついたが、五回にまたリードされた。「流れが良くなかったので、自分が打って呼び込みたかった」。意気込んだ背番号17が放った殊勲の二塁打。ただ、藤村は「自分は長打力がまだない。つないで点を取る打撃がしたい」。そう笑った。【村田隆和】

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