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第90回選抜高校野球

大阪桐蔭19-0花巻東 大阪桐蔭、17安打19点

 <2018 第90回記念センバツ高校野球>

    準々決勝(1日・阪神甲子園球場)

     ▽午後2時21分開始(観衆4万人)

    花巻東(岩手)

      000000000=0

      45023023×=19

    大阪桐蔭(大阪)


     大阪桐蔭が17安打19得点で圧勝した。一回に中川や根尾らの3長短打などで4点を奪い、二回にも5長短打などで5点を加えて試合を決めた。3人の継投で6安打で零封した。花巻東は3投手の制球が定まらず、守備も4失策と乱れて大量失点。攻撃も一回2死二、三塁の先制機を逃して波に乗れず、二回以降は3安打と沈黙した。

    【花巻東-大阪桐蔭】一回裏大阪桐蔭1死一、三塁、山田が適時打を放つ=阪神甲子園球場で2018年4月1日、渡部直樹撮影

    右へ左へ、勝負強く 山田健太二塁手=大阪桐蔭・3年

     右へ左へと快音を響かせた。一回、2点を先取してなお1死一、三塁で右打席に入ると、右方向の意識を強く持ち、外角の変化球を引きつけて右中間へ適時打。四回1死一塁では得意な内角直球を引っ張り、左翼線適時二塁打。「好機で一本出すのが自分の役割なので」。持ち前のミート力で3試合連続で2安打を放った。

     身長183センチ、体重83キロの大型二塁手。昨年の春夏の甲子園では主に三塁手だったが、新チーム結成後にチーム事情で転向した。

     打撃ではバットの芯で捉える力に優れ、勝負強さに加えて逆方向への長打力が持ち味。打順は中川、藤原、根尾らに続く6、7番が多いが、「山田までがクリーンアップ」と西谷監督。前回大会では1本塁打を含む12安打8打点と大当たりし、優勝に貢献した。

     中軸打者への警戒が強まるにつれ、好機に回ってくる場面は増えた。「勝利に貢献するだけ」と言葉は控えめだが、タレント集団の中でも存在感は十分だ。【浅妻博之】

    【花巻東-大阪桐蔭】五回裏大阪桐蔭無死、宮崎が左翼線三塁打を放つ=阪神甲子園球場で2018年4月1日、山崎一輝撮影

    1番、猛攻の口火

     ○…大阪桐蔭の1番・宮崎が大量得点の口火を切った。一回は「相手はボール球を振らせるタイプ」と待って四球を選ぶと、中川の二塁打で先制のホームを踏んだ。二回無死三塁で右前適時打、五回無死では左翼線三塁打をそれぞれ放ち、いずれも生還。今大会は本来1番の藤原が右膝痛のため4番に座り、代わりに宮崎が1番を務めるが、50メートル走6秒0でチーム内では藤原に次ぐ俊足。「自分が塁に出て得点につなげられる打順にやりがいを感じる」と満足そうだった。

    4点リードされた二回から登板した花巻東2番手の西舘=森園道子撮影

    菊池、大谷が付けた出世番号17 試練7失点

     ○…花巻東の2年生右腕・西舘は苦い甲子園デビューとなった。4点リードされた二回に2番手で登板したが、先頭の柿木の右越え三塁打を皮切りにこの回に5長短打を浴びるなど、2回余りを投げて7失点。甘い直球を痛打されて「力で勝負できる状態じゃなかった」と実力不足を痛感した。OBの菊池雄星(西武)や大谷翔平(米エンゼルス)の付けた出世番号と言われる背番号17を背負い、昨秋は29回余りを投げて防御率1・52と活躍。期待の大型右腕は「フォームから見直したい」と出直しを誓った。

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