今大会の主役は大阪桐蔭になったが、もう一人の主人公として金足農の吉田輝星投手(3年)も挙げたい。秋田大会初戦から今大会準決勝まで10試合を完投した。
かつて甲子園を沸かせた「レジェンド」も、その姿に目を奪われていた。この日の「レジェンド始球式」を務めた三沢(青森)OBの太田幸司さん(66)だ。第51回大会(1969年)の松山商(愛媛)との決勝では、この日一緒に始球式をした井上明さん(67)と延長十八回まで投げ合い、0-0で引き分けた。再試合も完投したが、惜しくも敗…
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