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秋季高校野球県大会

決勝は佐野日大VS作新 関東大会出場も決める あす対戦 /栃木

 第71回秋季県高校野球大会兼第71回秋季関東地区高校野球大会県予選(県高野連主催、毎日新聞宇都宮支局など後援)は29日、宇都宮清原球場で準決勝2試合が行われた。佐野日大は宇都宮工に9-1で快勝し4年ぶり10回目、作新学院は文星芸大付との投手戦を2-0で制して3年連続27回目の決勝進出を決めた。両校は10月20日に山梨県で開幕する関東大会に出場。決勝は30日に予定されていたが、荒天が予想されるため順延になり、10月1日午前11時から同球場で行われる。【李舜】

    着実に加点、大勝

     <清原球場>

     ▽準決勝

    宇都宮工

      0000010=1

      203040×=9

    佐野日大

     (七回コールド)

     (宇)小林、植木-石川亮

     (佐)松倉-橋浦

    ▽二塁打 大貫(宇)松本、松倉(佐)

     佐野日大は一回に橋浦、松本の連続適時打で2点を先制。三、五回にも加点した。投げては先発の松倉が7回1失点の好投。宇都宮工は先発した小林が五回途中9失点と誤算。打線も5安打と振るわなかった。

    林が無四球完封

    作新学院

      000000011=2

      000000000=0

    文星芸大付

     (作)林-立石

     (文)佐藤駿、前田-浅野

     作新学院は八回、池田の適時打で先制。九回には石井の犠飛で貴重な追加点を挙げた。先発の林は無四球完封で、三塁を踏ませない好投。文星芸大付は序盤の好機を生かせず、好投した投手陣を援護できなかった。

    勇気あるプレーを

     ○…今夏の栃木大会後に就任した高根沢力新監督(44)が率いる文星芸大付は3試合連続の逆転勝利で勢いに乗っていたが、好機であと一本が出ず準決勝で姿を消した。先発した左腕・佐藤駿は直球とチェンジアップの緩急を武器に作新打線を手玉に取り、7回無失点の好投。しかし、チーム全体でバスター打法など工夫した攻撃をするも得点を奪えなかった。同校OB(当時は宇都宮学園)で甲子園に2度出場している高根沢監督は「作新はアウトになっても中途半端なスイングをしないなど勇気あるプレーをしていたが、うちはできなかった」と指摘。「甲子園に行くには技術だけではなく精神的な強さが必要。勇気あるプレーができるようなチームを作っていきたい」と話した。


     ■歓声を背に

    苦い秋、冬の成長誓う 宇都宮工・小林陽心投手(2年)

     夏4強の立役者がまさかの乱調だった。相手の先発は中学時代に所属した下野シニアで全国優勝した時のチームメート、松倉亮太投手。好投手の投げ合いが期待されたが、結果を残せなかった。

     今夏の栃木大会では背番号9ながらも先発マウンドを託されることが多かった。今春のセンバツ16強の国学院栃木との2回戦では9回1失点の投球。サヨナラで敗れた準決勝の作新学院戦も2失点と好投し、確かな手応えを得た。

     新チームでは、もちろん背番号「1」。「エースとしてチームを勝たせなければ」と責任感が増したという。今大会も3試合を投げきり、計4失点と役割を果たしてきた。

     しかし、準々決勝の白鴎大足利戦で右すねに打球が当たるアクシデントに見舞われた。数日間、投球練習ができず、この試合中には右足をひきずる場面もあった。二回無死一、三塁のピンチで2三振を奪い無失点で切り抜けるなど力投するも、本調子からはほど遠い投球。「エースの役割を果たせなかった」と唇をかんだ。

     苦い秋を味わったエースは「どんな状況でもチームを勝たせる投手になるために心も体も成長して春に戻ってくる」と一冬の成長を誓った。【李舜】

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    4月3日の試合

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