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第143回九州地区高校野球佐賀大会は1日、佐賀市のみどりの森県営球場で準決勝2試合があった。佐賀学園が佐賀商との接戦を制し、北陵が佐賀工に快勝して決勝進出を決めた。決勝は同球場で2日午後1時から。
両校は熊本県で20日から始まり、来春のセンバツ出場校の重要な選考資料となる九州大会に出場する。九州大会は春と秋の年2回あり、佐賀学園は2季ぶり15回目、北陵は1973年の創部以来初めての参加になる。【竹林静】
▽準決勝
佐賀学園
000011000=2
000000000=0
佐賀商
(学)浜野-川副
(商)野田、白仁田、古賀涼-古川
▽二塁打 片山(学)
佐賀学園が投手戦を制した。五回、片山貴斗選手の適時打で先制し、六回は敵失で1点を加えた。浜野翔太投手は5安打に抑え完封。佐賀商は八回1死二、三塁、九回二死一、三塁の好機を生かせなかった。
佐賀工
000001000=1
00211002×=6
北陵
(佐)副島、本村-原唯
(北)中尾-末次
▽三塁打 福井(北)
▽二塁打 高田(佐)勝野、牟田(北)
北陵が着実に得点を重ねた。三回、勝野貴翔選手、牟田佑生選手の連続適時二塁打で2点を先制。五回は二死から四死球を足がかりに追加点を挙げた。佐賀工は六回、高田力選手の適時二塁打で1点を返すにとどまった。