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秋季北海道高校野球大会

釧路湖陵、61年ぶり4強 札幌第一は九回逆転で /北海道

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 <全道高校野球 秋季大会>

     第71回秋季道高校野球大会(道高野連、毎日新聞社主催)は4日、札幌円山球場で3回戦2試合があった。釧路湖陵は四、五回に9長短打を集めるなど稚内大谷にコールド勝ちし、61年ぶりの4強進出を果たした。2年ぶりの優勝を狙う札幌第一は九回2死から逆転し、旭川大高との接戦を制した。3日には駒大苫小牧と札幌大谷が勝ち進んでおり、これで4強が出そろった。5日は休養日。6日に同球場で準決勝2試合が実施される。【土谷純一、澤俊太郎】

    札幌円山

     ▽3回戦

    釧路湖陵 100351=10

    稚内大谷 000000=0

     (六回コールド)

     (釧)鹿野-斎藤

     (稚)佐藤、上川原-柴田

    ▽本塁打 更科(釧)

    ▽三塁打 古川、関谷(釧)

    ▽二塁打 堀、鹿野2、加藤、更科(釧)

    2試合で2桁安打

     ○…2試合連続の2桁安打でコールド勝ちした釧路湖陵。真っ青な秋空の広がった札幌円山球場で、選手たちの笑顔がはじけた。

     今大会は札幌英藍との初戦で両チーム合わせ29安打の打撃戦を制し、秋の全道で30年ぶりの白星を挙げた。この日はエース鹿野(2年)が稚内大谷打線を被安打3に抑え、投打の歯車がかみ合った。

     チームの秋全道4強進出は1953年、57年に続き3回目。試合を重ねるたびに成長する選手の姿に小田聖人監督は「まじめに一生懸命練習してくれた結果」と目を細めた。斎藤主将(2年)は「最高です。次の試合でも相手に食らいつきたい」と意欲をみせた。

    低めを意識しすぎ

     ○…稚内大谷の主将・柴田(2年)は、先発・佐藤を持ち味の内角直球を軸にリードしたが「相手のスイングが速く、低めを強く意識しすぎてしまった」。ボールを見極められると、攻め急ぎ、甘い球を集中して狙われた。失策も絡み、中盤に突き離されてコールド負けしたが「内角直球は相手を詰まらせていた。厳しく高めを攻める球が必要。冬の間に配球を磨きたい」。

    札幌第一

      005020003=10

      004002020=8

    旭川大高

     (札)野島、上井、畠山-村田

     (旭)能登、杉山、加藤-持丸

    ▽本塁打 大宮、村田(札)

    ▽三塁打 村田(札)菅原、持丸(旭)

    ▽二塁打 山口、大坪、上井、大宮(札)脇田、佐藤(旭)

    試合を決めた一打

     ○…同点になった九回表2死一、二塁で打席に入った札幌第一の大宮(2年)。「必ず後ろにつなげる」と4球目、内角高めの直球をはじき返し、試合を決定付けた。8月に右太ももの肉離れと左足首を捻挫し、地区大会はベンチ外。それでも軽いウエートトレーニングを繰り返すなど上半身の強化に取り組んだ。この日は三回に中越えの2点本塁打を放つなど4打点。中軸として完全復活した。「やっとここまできた。優勝は絶対逃さない」と力を込めた。


     ■フレッシュ

    長い冬へ決意 旭川大高・持丸泰輝主将(2年)

     「あと一人だ」。逆転して1点リードで迎えた九回表、夏の甲子園出場後の新チームを捕手として引っ張る主将の気持ちに焦りが出た。

     札幌第一との4強入りをかけた一戦。1点を追いかける八回裏2死一、二塁。「ここで打てなかったら負ける」と意気込んで打席に入った。その心に迷いはなく、2点適時三塁打を放って逆転。端場雅治監督も「さすがだ」と評する勝負強さを見せた。

     九回表、2死まで追い込んだが、どこかで焦っていた。弱気になり、ストライクをとりにいった球を捕らえられ、あっという間に逆転された。「あの3点は自分の配球ミス」と振り返る。

     続く九回裏、フライなどで簡単にアウトをとられ、敗退。主将として、チームで声を出すことを重視してきたが、逆転された場面でベンチは静まりかえってしまった。「自分と皆をもっと本気にしないといけない」。これからの長い冬にむけて、主将としての決意を固めた。【土谷純一】

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