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秋季東北地区高校野球大会

仙台育英が快勝 古川も準々決勝へ 大崎中央、敗退 /宮城

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スポーツの秋 歓声と快汗…

 第71回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、毎日新聞秋田支局など後援)は14日、秋田市のさきがけ八橋球場など2球場で2回戦6試合があった。

     県勢は全3チームが登場。仙台育英は投打がかみ合い、福島商(福島)に10-2でコールド勝ち。古川も延長十回の末、4-3で弘前東(青森)との競り合いを制した。大崎中央は秋田修英(秋田)の打線に打ち込まれ、1-9で敗れた。

     15日は準々決勝4試合があり、仙台育英は花巻東(岩手)と、古川は秋田修英と対戦する。【滝沢一誠、日高七海】

    投打かみ合い

     <こまちスタジアム>

     ▽2回戦

    仙台育英

      0102043=10

      0002000=2

    福島商(福島)

     (七回コールド)

     (仙)大栄、尾形-小野寺、猪股

     (福)大内-安斎

    ▽二塁打 入江、大栄、水岡(仙)山口(福)

     仙台育英は二回、千葉の中前適時打で先制。四回には大栄の左前適時打などで2点、六回に打者8人で4点を加え、突き放した。福島商は四回に山口の2点適時二塁打で1点差に迫ったが、あと一本が出なかった。

    先制生かせず

     <さきがけ八橋球場>

     ▽2回戦

    大崎中央

      1000000=1

      030303×=9

    秋田修英(秋田)

     (七回コールド)

     (大)斎藤、大滝、氏家-五十嵐

     (秋)西岡-山内

    ▽三塁打 星野(大)佐々木(秋)

     秋田修英は1点を追う二回、菅の適時内野安打などで計3点を入れ、逆転に成功。四回には佐々木の左越え適時三塁打などで3点を重ね、突き放した。大崎中央は初回に山根の犠飛で先制したが、及ばなかった。

    実力不足を痛感

     ○…「楽しめたが、自分の実力不足も痛感した」。公式戦では今年5月以来の登板となった大崎中央の大滝龍星(2年)は、持ち味の制球力を生かせなかったことを悔やんだ。先発・斎藤龍輝(2年)に代わりマウンドへ上がった三回1死一、二塁の場面は無失点でしのいだ。しかし、四、六回に失点を許し、六回途中に無念の降板。相手の秋田修英の印象は「さすが秋田ナンバーワン。(球をバットに)当てるのがうまい」。強豪校と対戦した経験を糧に「打者に向かう気持ちで負けない」と前を向いた。

    延長戦を制す

     ▽同

    弘前東(青森)

      0010010010=3

      1000100101=4

    古川

     (延長十回)

     (弘)古川稜、佐々木、沢田-斎藤

     (古)千坂-高橋寛

    ▽三塁打 須藤2(弘)

    ▽二塁打 斎藤、沢田(弘)高橋寛(古)

     古川は延長十回、3四球で2死満塁とし、押し出しの四球でサヨナラ勝ちを決めた。弘前東は九回に沢田の適時二塁打で1点を入れて延長戦に持ち込んだが、及ばなかった。


    仲間に助けられ148球 古川・千坂優斗投手(2年)

     延長十回、押し出しの四球で古川がサヨナラ勝ちを決めた。本塁を踏んだのは、この試合で148球を投げたエースだった。「(踏んだ瞬間)つらかったことやいろいろなことが頭をよぎった」と万感の思いを口にした。

     県大会からほぼ全ての試合を投げ抜いてきたチームの柱だが、この日は特にチームメートに助けられた試合だった。九回表に同点に追い付かれ、なおも1死二塁の場面で左前安打を浴びた。しかし、左翼手の尾形爽(2年)の好プレーで走者の生還を阻止し、逆転のピンチをしのいだ。「バック(野手)が守ってくれる安心感があった」と振り返る。

     同じ大崎市内のライバル、大崎中央の選手たちも見守った。前の試合を終えた後に球場に残り、古川の応援団と一緒にスタンドから声を張り上げた。大崎中央にとっては県大会の準決勝で敗れた因縁の相手だが、「いいぞ、地元!」の声が飛び交い、逆転勝利をともに喜び合った。

     多彩な球種と抜群の制球力を武器に、大きな一勝を手にした。「出場校の中で自分たちが一番弱い。劣勢をひっくり返して、(試合に勝って)全力で校歌を歌いたい」と謙虚に、しかし力強く抱負を語った。【滝沢一誠】

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