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秋季北信越地区高校野球大会

星稜、春秋連覇に王手 きょう決勝 福井・啓新と北陸対決 /石川

【星稜-東海大諏訪】八回表星稜2死、内山が左越えにソロ本塁打を放ち、笑顔で生還=新潟市のハードオフエコスタジアムで、岩壁峻撮影

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 第139回北信越地区高校野球大会(北信越地区高校野球連盟主催)は21日、新潟市のハードオフエコスタジアムで準決勝があり、県代表の星稜は東海大諏訪(長野3位)を4-0で破り、北信越大会春秋連覇に王手をかけた。

 星稜は、先発の奥川恭伸投手(2年)が相手打線を5安打完封した。準決勝の別の1試合は、啓新(福井3位)が上田西(長野1位)に4-3で逆転勝ち。北陸勢対決になった22日の決勝は、午前10時から同球場で行われる。

 今大会の成績は、来春の選抜高校野球大会出場校選考の重要な資料になる。北信越地区からは2校が出場する。【岩壁峻】

 ▽準決勝

星稜

  002000110=4

  000000000=0

東海大諏訪

 星稜は三回、知田の適時打などで2点を先取。八回には4番・内山がソロ本塁打を放ち、試合を決めた。先発の奥川は二~六回は相手を無安打に抑え、変化球も随所に交えながら九つの三振を奪った。東海大諏訪は一、三塁に走者を進めた一回に無得点だったのが響いた。


 ■熱球

背伸びせず仕事果たす 知田爽汰選手(1年)

星稜の知田爽汰選手=新潟市のハードオフエコスタジアムで、岩壁峻撮影

 今大会は、2試合で6打数1安打。準決勝前日に林和成監督から「状態が良くない彼に期待する部分は大きい」と名指しされたキーマンが、きっちり仕事を果たした。

 三振に倒れた一回の第1打席に布石を打った。東海大諏訪の先発、横田夏己投手(2年)の球は出所が見えづらかったが、「内角ばかりに投げている」ことに気づく。それならば、内角に甘く入った直球を狙えばいい--。先制直後の三回2死二塁。巡った第2打席で思い通りの球を振り抜き、右前に運んだ。この試合の2点目は、投手戦を有利にする貴重なものに。林監督も「よくあそこで打ってくれた」と手放しでたたえた。

 不振の原因は、スイングの軌道が崩れていたことにあった。14日に準々決勝を終えると、打撃フォームの改善に着手。夏まで星稜打線の主軸だった南保良太郎さん(3年)に助言を求めると、「(打つ時に)体の開きが早い」と指摘された。肘を締めて、雑にバットを振らない。光が差し込んだ瞬間だった。

 南保さんが付けた背番号「5」を受け継いだが、長打力が売りだった先輩とは違い、「今は好機で短打を狙っていきたい」。まだ、1年生。無理に背伸びしなくても、いずれ力は付いてくる。そう分かっているような口ぶりだった。【岩壁峻】

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