メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

秋季関東地区高校野球大会

藤代、競り負け 県勢姿消す /茨城

 第71回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は22日、甲府市の山日YBS球場で1回戦2試合と準々決勝1試合があった。春日部共栄(埼玉1位)は藤代(茨城2位)を7-6で、横浜(神奈川1位)は甲府工(山梨3位)を8-2でそれぞれ破り、準々決勝進出を決めた。県勢は姿を消した。山梨学院(山梨2位)は前橋育英(群馬1位)に9-1で七回コールド勝ちし、4強入りを果たした。23日は同球場で準々決勝3試合が行われる予定。【金子昇太、滝川大貴、川崎健】

    2度追いつく

     ▽1回戦

     <山日YBS球場>

    春日部共栄(埼玉)

      004000201=7

      001120200=6

    藤代

     (春)村田-石崎

     (藤)小島、中山、一條-藤井

    ▽本塁打 田島(藤)

    ▽三塁打 中山、有村(藤)

    ▽二塁打 平尾、村田2(春)青木(藤)

     春日部共栄は同点で迎えた九回2死一、二塁から石崎の左前安打に、守備の乱れもあって二塁走者が生還し勝ち越した。村田は6失点を許すも完投。藤代は七回に田島が右越え2点本塁打を放つなど、2度同点に追いついたが及ばなかった。


    チームを引っ張る投手に 一條遥翔(はると)投手=藤代2年

     準優勝した県大会は小島拓也(2年)と中山航(同)の両投手が活躍した。一方で、自身の登板は全5試合で1回3分の1のみ。同級生の2人に負けたくないと、心中ひそかに期するものがあった。

     七回途中、その機会が訪れた。中山投手が2点を失い、なおも1死2塁のピンチで登板。藤井皓大捕手(同)から「いつも通り投げろ」と声を掛けられ、気持ちが落ち着いた。2人を内野ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

     七回裏、田島涼馬二塁手(同)の2点本塁打で同点に追いつき、八回、そして最終回もマウンドへ。しかし、2死までこぎ着けた後、内野安打と四球で一、二塁のピンチを招いた。自信を持って投げた直球は左前にはじき返され、決勝点を与えてしまった。

     試合後も涙はなかった。「チームを引っ張る投手になる」。そう誓った。【川崎健】

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    関連サイト