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秋季都高校野球大会

準々決勝 国士舘、東亜学園が4強 /東京

 来春のセンバツ出場校を選ぶ重要な参考資料となる秋季高校野球東京大会(都高野連主催、毎日新聞社など後援)は27日、神宮第2球場で準々決勝2試合があり、国士舘と東亜学園の2校がベスト4に名乗りを上げた。

     第1試合は、国士舘が着実に加点し、都立勢で唯一8強に進んだ城東を七回コールドで降した。第2試合は、国学院久我山が先制したが、東亜学園は六回に逆転に成功。接戦を制した。

     28日は神宮第2球場で、残る準々決勝2試合があり、岩倉-東海大菅生、日体大荏原-早稲田実が対戦。ベスト4が出そろう。【山本有紀】

     <神宮第2球場>

     ▽準々決勝

    コールド勝ち

    城東  1000000=1

    国士舘 203022×=9

     (七回コールド)

     (城)兼松、原川-三好

     (国)白須、石橋、山崎-沢野

    ▽二塁打 兼松、清水、設楽(城)渡辺伸、冨田2、黒沢(国)

     国士舘は1点を追う一回裏、敵失で追いつくと黒沢の適時打で勝ち越し。以降も黒沢、山田、渡辺伸の適時打で加点し、突き放した。城東は長短8安打を放ち、再三好機を作ったが、国士舘の好継投に後続を断たれた。

    腰低く構え好打

     ○…国士舘打線を勢いづけたのは4番に座る1年、黒沢孟朗(たろう)。初回に勝ち越しを呼び込む右前打を放つと、三回にも右中間にはじき返す二塁打で2点を追加。「プレッシャーはあるが、自分のスイングができないと意味がない」と言葉も力強い。

     腰を低く落とした独特の構えは、中学時代に元高校球児の父と二人三脚で作り上げた。永田昌弘監督は「打てない国士舘を変えてくれることを期待している」と、次戦の活躍にも期待を寄せた。

    逆転後も加点

    国学院久我山

      300030001=7

      00013330×=10

    東亜学園

     (国)高下、問矢、高下-宮崎

     (東)斉藤、細野-平林

    ▽二塁打 宮崎、神山、中沢知(国)小西、一宮、高木(東)

     東亜学園は2番手の細野の好投で、国学院久我山を逆転で降した。東亜学園は六回、二塁打に敵失を絡めて試合をひっくり返すと、以降も着実に加点。国学院久我山は守備が乱れ、序盤のリードを守りきれなかった。

    制球力を鍛えたい

     ○…国学院久我山は主戦、高下耀介(2年)が力投したが、中盤のミスが響き、4強入りを逃した。

     「ストライク先行で有利に進められる投手が勝てる投手」。そう考え、カウントを整える練習をしてきた高下は、東亜学園打線を四回まで1点に抑える上々の滑り出しだった。

     突然、乱調に見舞われたのは五回。四死球や暴投を重ね、たちまち3点を失う。六回には仲間の失策もあって逆転を許す。「下半身を強化し、直球のスピード、制球力を鍛えたい」。新たな課題を見つけ、次を見据えた。

    〔都内版〕

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