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秋季都高校野球大会

準々決勝 早実、コールド勝ち 4強出そろう 東海大菅生逃げ切る /東京

 来春のセンバツ出場校を選ぶ重要な参考資料となる秋季高校野球東京大会(都高野連主催、毎日新聞社など後援)は28日、新宿区の神宮第2球場で準々決勝2試合があった。東海大菅生が岩倉を、早稲田実が日体大荏原をそれぞれ降し、ベスト4が出そろった。

     東海大菅生は八回、岩倉に勝ち越し、そのまま逃げ切った。完投した中村晃は13奪三振、1失点の好投。早稲田実は一回、日体大荏原の先発、杉本の立ち上がりを攻め、6点を先制。その後も着実に追加点を挙げ、七回コールドで勝利した。

     準決勝2試合は11月3日、神宮球場で予定されており、第1試合は午前10時から東海大菅生-早稲田実、第2試合は午後0時半から国士舘-東亜学園のカードが組まれている。決勝は11月4日正午から神宮球場で予定されている。【山本有紀】

     <神宮第2球場>

     ▽準々決勝

    八回に決勝打

    東海大菅生

      000000120=3

      000001000=1

    岩倉

     (東)中村晃-小山

     (岩)宮里、坂本-荻野

    ▽三塁打 小山(東)

    ▽二塁打 成瀬(東)岡根(岩)

     投手戦の決め手になったのは終盤の主軸の一振りだった。東海大菅生は八回2死一、三塁で、3番の小山が右翼線に三塁打。2点を勝ち越し逃げ切った。岩倉は3安打に封じられ、好投の先発、宮里を援護できなかった。

    守りのミスで明暗

     ○…互いに譲らぬ、競り合いとなった第1試合。明暗を分けたのは守りのミスだった。

     七回に追いつかれ、八回も2死一塁と攻め立てられる岩倉の主戦、宮里優吾投手(2年)。東海大菅生の打者は三ゴロだったが、味方の悪送球を誘い、一、三塁のピンチに。監督はタイムを取り、「ストライクを取りにいくな」と伝えたが、動揺は収まらない。直球を狙い打たれた。「やってしまった……」

     収穫もあった。8回を投げ自責点1の好投はスタミナを鍛えた成果だ。「空振りを取れるように直球のキレを磨きます」。そう言って球場を後にした。

    長打攻勢で圧勝

    早稲田実

      6000022=10

      0000010=1

    日体大荏原

     (七回コールド)

     (早)伊藤、前幸地-長谷川

     (日)杉本、松原-野口

    ▽本塁打 伊藤(早)

    ▽三塁打 赤塚(日)

    ▽二塁打 新井、北村、千葉、松尾(早)

     長打攻勢で早稲田実が圧勝した。一回、新井と生沼の連続長短打、伊藤の本塁打で6点を先制。計11安打でコールド勝ちした。日体大荏原は打線が散発5安打に封じられ、投手陣も与四球9とリズムに乗れなかった。

    公式戦で初本塁打

     ○…早稲田実は一回、公式戦で初めてという伊藤大征投手(2年)の一発で4強入りを一気にたぐり寄せた。

     制球に苦しむ日体大荏原の先発、杉本佳偉投手(同)の1ボールからの2球目を振り抜くと、打球は左翼フェンスを越えた。「狙っていたわけではないが、うれしい」。笑顔がこぼれた。

     投げては6回1失点の好投で、和泉実監督は「バッテリー中心のチーム」と信頼を寄せる。準決勝の相手は昨夏の優勝校、東海大菅生。「左の好打者が多いが、思い通りの投球ができれば抑えられる。ベストの状態で臨みたい」と意気込んだ。

    〔都内版〕

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