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高校野球・新世紀

第7部 甲子園とは別に/5(取材後記) 独立リーグの高校生に期待

通信制高校との教育提携を立案した独立リーグ・兵庫の高下沢・球団代表=兵庫県三田市の球団事務所で2018年11月22日、安田光高撮影

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 「100人に1人」。独立リーグのベースボール・ファースト・リーグ(BFL)の兵庫から日本野球機構(NPB)入りする選手の割合を、高下沢(こうげ・たく)球団代表(34)はそう指摘する。

 夢をかなえる選手はほんの一握り。高下代表は独立リーグを「NPB入りへの準備期間」と位置づける一方で、現役に区切りをつける場とも考えている。自身も広島工大3年の時に休学し、誕生したばかりの四国アイランドリーグ(現四国アイランドリーグplus)の香川に入団。内野手として独立リーグ5球団を渡り歩き、29歳まで現役を続けた。NPB入りはできなかったが、「最後、納得いく形で野球を終われた。そういう環境を作りたい」と思っている。

 その思いを形にしたのが通信制の向陽台(大阪)や神村学園(鹿児島)との教育提携だった。球団が寮や治療、トレーニングなど野球に集中できる環境を提供し、両校が高校卒業という学歴を保証する仕組みだ。

 「リーダーシップがあり、コミュニケーションも取れる選手を『人材として欲しい』と言ってくるスポンサーもある」と高下代表。高校球児ではない高校生選手たちの将来にも、今後注目したい。【安田光高】

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