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呉、2年ぶり春の便り 効率の良い練習を工夫 昨秋の中国大会4強

センバツ出場が決定し笑顔を見せる呉の選手たち=広島県呉市で2019年1月25日午後4時32分、山崎一輝撮影

 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3月23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の選考委員会が25日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、呉の2年ぶり2回目の出場が決まった。昨秋の広島県大会で準優勝、中国大会で4強入りした戦いぶりが評価された。組み合わせ抽選会は3月15日。

 投手陣はエース・沼田仁投手(2年)に期待がかかる。右のオーバースローで、切れ味鋭いスライダーと約130キロのストレートを織り交ぜ、公式戦11試合で59個の三振を奪った。現在は苦手なインコースの練習に力を入れる。右腕の住本大陽投手(1年)は182センチの長身を生かしたストレートが持ち味。試合経験は少ないが、成長著しい。

 チーム打率は3割1分7厘。打率4割を超える1番の塩田開都選手(2年)と2番の上垣内俊早主将(同)が出塁し、チーム一の4割7分5厘を誇る3番・田辺舜治選手(同)と勝負強い4番・沼田歩選手(同)で得点するパターンが多い。下位打線の強化が課題で、足腰を鍛えるためノック練習にも励む。

 練習に使うグラウンドは月末は一般開放しているため、限られた時間で効率の良い練習ができるよう、あらかじめ課題を選手間で共有するなど工夫している。部員43人の約半数が下宿し、寮では専属の栄養士が食事を管理して支える。

 中国大会準決勝で1点差で惜敗したことを踏まえ、中村信彦監督は「選手たちが気持ちで負けないよう、春までいつも以上に練習してぶれない心を育てたい。まだまだ伸びしろはある」と話している。

前身は女子校

 1998年創立の男女共学の市立高校で、前身は59年に開校した家庭科専門の女子校「呉豊栄高校」。社会人講師を積極的に招き、調理や福祉、服飾など幅広い教育を行う。「高き夢をいだけ、そして君が夢みた君になれ」をスローガンに掲げる。

 野球部は2007年の創部で、尾道商を3度センバツに導いた中村信彦監督が就任。創部10年の17年にセンバツ初出場を果たし、初戦を突破した。現在の部員は主に呉市、東広島市出身の43人でマネジャー6人が支える。部活動では被服研究部、保育研究部など珍しいものもある。

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、全31試合を無料でライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)。また、「スポーツナビ」(https://sports.yahoo.co.jp)でも展開します。

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