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筑陽学園が初のセンバツ 粘り強い野球 昨秋の九州大会で優勝

センバツ出場を決め、笑顔で駆け出す筑陽学園の選手たち=福岡県太宰府市で2019年1月25日午後3時54分、矢頭智剛撮影

 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の選考委員会が25日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、出場32校が決まった。福岡県からは春のセンバツ初出場となる筑陽学園(太宰府市)が選ばれた。選考の重要な参考資料となる昨秋の九州地区大会では、タイブレークを含む2度の延長戦を制し、決勝では5点差を逆転する粘り強さを見せて初優勝に輝いた。選抜大会は3月15日に組み合わせ抽選会があり、同23日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。

 昨秋の福岡県大会では、夏の甲子園出場経験のある強豪の飯塚や九国大付を降し、33季ぶり2回目の優勝を果たした。

 投手陣は、いずれも2年生で右腕の西舘昂汰と西雄大、左腕の菅井一輝の3投手による継投策で勝ち進んできた。西舘投手は145キロ近い直球を武器に、スライダーやカーブなどの変化球も操る。九州地区大会の準々決勝では、昨夏の甲子園に出場した興南(沖縄)相手に、延長十三回タイブレークまでもつれたが、西舘投手が完封して勝利をもぎ取った。

 守備では、強肩の進藤勇也捕手(2年)を中心に、昨秋の九州地区大会決勝の明豊(大分)戦でダイビングキャッチの好プレーでチームを救った中堅手・石川湧喜選手(2年)らが活躍をみせる。打線は、勝負強さに定評がある4番の江原佑哉主将(同)や選球眼のある弥富紘介選手(同)をはじめ、神宮大会2回戦の桐蔭学園(神奈川)戦で福岡大真選手(2年)が本塁打を放つなど長打力も備えている。

 九州地区大会では、1回戦の小林西(宮崎)と2回戦の興南をサヨナラ勝ちで破る接戦での勝負強さ、決勝では5点差を逆転する粘り強さを見せて同大会初の優勝を成し遂げた。江原主将は「持ち味の粘り強い守備を見せたい」と初のセンバツを心待ちにしている。【宗岡敬介】

OBに広島・長野ら

 1923年に九州家政女学校として創立され、48年の学制改革で筑陽女子高校を設置。58年に併設した太宰府高校と筑陽女子高校が65年に統合され、男女共学の筑陽学園高校と改称した。普通科、デザイン科、中高一貫科の3学科がある。デザイン科の卒業生にはフォントデザインで活躍する藤田重信さんがいる。

 野球部は60年創部で、現在の部員は52人。2003年夏に甲子園に初出場した。OBにプロ野球・巨人で活躍し広島へ移籍が決まった長野久義選手や、阪神の谷川昌希選手らがいる。サッカー部も盛んで、元日本代表の久保竜彦選手らJリーガーも多く輩出。「人を愛し、人に愛される人間」を校訓に掲げる。

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、全31試合を無料でライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)。また、「スポーツナビ」(https://sports.yahoo.co.jp)でも展開します。

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