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21世紀枠で富岡西、「野球のまち」阿南市から初の夢舞台 四国大会堂々の4強

センバツへの出場が決まり喜ぶ富岡西の選手たち=徳島県阿南市の同校グラウンドで2019年1月25日午後3時34分、猪飼健史撮影

 野球のまち・阿南に、待望の春切符――。3月23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の選考委員会が25日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、富岡西(吉田光昭校長)が春夏通じて初の甲子園出場を決めた。徳島県勢では5年ぶりのセンバツで、阿南市からは1992年の新野以来。四国大会で躍進したナインが、初の夢舞台で飛躍する。

 「夏の悔しさを忘れない」。新チーム発足後、小川浩監督(57)やチームが心に刻んだ思いだ。昨夏の徳島大会準決勝で、4点リードで迎えた九回裏、相手に逆転を許し、甲子園初出場を逃した。悔しさをバネに、敗因の守備の強化を徹底。昨秋の県大会は準々決勝までコールドで勝ち上がると、3位決定戦も堅守を貫き、11年ぶり5回目の四国大会出場を果たした。四国大会では初戦を突破すると、続く帝京第五(愛媛1位)にも快勝し、堂々のベスト4に輝いた。

 チーム打率は3割1分。中軸はエースとしてもチームをけん引する浮橋幸太投手(2年)や打率6割超えの坂本賢哉主将(同)、好機に強い吉田啓剛選手(同)ら好打者がそろう。浮橋投手は昨秋の公式戦全7試合を完投したスタミナが持ち味で、切れのある直球に変化球を織り交ぜ、相手打者を打ち取る。

 進学校のため、授業で時間が限られ、グラウンドも他部と共用する中、密度の濃い練習を心掛ける。坂本主将は「初の甲子園だが緊張せず、守備からリズムを作る自分たちの野球がしたい」と意気込む。全国の自治体で唯一、「野球のまち推進課」を設け、野球での町おこしを目指す阿南市民の期待も高まっている。【岩本桜】

県内屈指の進学校

 1896年、県尋常中学校第二分校として開校した県内屈指の進学校。普通科と理数科があり、「質実剛健」を校訓とする。学業と、部活動や生徒会活動の両立を目指す「文武両道」の校風で、全校生徒数は724人。

 野球部は1900年創部で、県内では2番目に古いとされる。2001年以降、2度センバツの「21世紀枠」四国地区候補校に選ばれたが、出場は逃した。近年は16年春に県準優勝、昨夏、昨秋と県ベスト4に進むなど力をつけている。剣道部や新体操部なども全国大会で活躍。OBには官房長官や副総理などを歴任した故・後藤田正晴氏、阿南市長の岩浅嘉仁氏らがいる。

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、全31試合を無料でライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)。また、「スポーツナビ」(https://sports.yahoo.co.jp)でも展開します。

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